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大阪三重県人会 会長からのご挨拶

  大阪三重県人会は、明治40年(1907年)に創立され、平成19年(2007年)に創立
100周年を迎えました。
 創立された明治末期の時代背景は、明治22年に明治憲法が制定され、富国強兵政策に
より近代国家の建設が進められ、日清(明治27年)、日露(明治37年)の戦争に勝利して、列強の一角に食い込み、日本中が昂揚していた時代。まさに、ようやく坂の上の雲をつかみかけた時代です。
 その時代に、大阪医学校(現大阪大学)の医長であった大西鍛氏らによって大阪三重県
人会が創立されたわけです。
 後に朝日新聞社社長の村山龍平氏も参加され、真珠王御木本幸吉翁が物心両面で支援され隆盛を極めました。春秋2回の総会が開催され、浜寺公園での園遊会の開催や、家族連れで伊勢神宮参拝を行うなど活動は活発なものがあったようです。
 戦時中は活動中止を余儀なくされましたが、戦後昭和26年に関係者の尽力により復興
いたしました。その後、昭和45年の万国博覧会(万博)、平成2年の国際花と緑の博覧会(花博)に参加し、平成6年三重県で開催されたまつり博にも参加いたしました。
 平成19年の創立100周年総会では、関西と郷土三重の架け橋になろうということで、
テーマを、関西と郷土三重の文化の融合「なにわの夢 みえの夢」と題して開催。大阪のだんじり祭と伊勢の木遣唄の競演もあって大盛会となりました。
 100周年記念事業として、伊勢神宮第62回式年遷宮お木曳き行事への参加、大阪府
の府木であるイチョウの木を三重県庁前公園に記念植樹、そして創立100周年記念誌の発行を行いました。
 平成20年からは、県人会創立二世紀目となりスタイルを一新し、大阪三重県人会主催
による関西三重県人大会「関西三重県人の集い」の開催となりました。これは、他の三重
県人会、各高校同窓会等関係団体の共催により運営されます。
 大阪三重県人会会員に限らず、各関係団体の会員及びその推薦を受ける関西在住、在勤の三重県人、関係者であれば誰でも参加できるようになりました。交流の輪を広げることにより、関西と郷土三重とのより大きな架け橋となりたい。また、絆を大切にし、より大きな輪となって郷土三重の発展に少しでも貢献できればとの思いからです。
 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

                                  大阪三重県人会会長  村田 吉優

大阪三重県人会事務局
〒530-0001 大阪市北区梅田 1-11-4 大阪駅前第4ビル8階 TEL:06-6347-1932 FAX:06-6347-1935
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