彦根市の特産・名物
彦根の味覚、産業。
有名な近江牛や、琵琶湖の恵みをぜひ味わってください。
また彦根の地場産業は仏壇、バルブ、縫製(ファンデーション)で、それぞれ地域経済に大きな貢献をしています。
特産品
近江牛
元禄年間に「反本丸」と称する薬用牛肉を製造したとの記録が残されています。近江商人によって全国的に知られるようになりました。
湖魚料理
びわ湖のさまざまな魚の旨味を活かした、伝統的な製法で今も作られています。
鮒寿司
千年以上の歴史を持ち、寿司の原型と言われます。その独特の味と香りは全国的にも有名です。
赤かぶら漬け
11月頃から、びわ湖岸でハサにかけて干された赤かぶらがずらりと並ぶさまは、彦根の冬の風物詩となっています。
彦根梨
荒神山の西麓で昭和56年(1981年)から栽培されています。特徴は完熟してからの出荷による高い糖度。ワインや調味料などの加工品も作られています。
地場産業
「彦根ファンデーション」
近年、下着への関心はとても高まっており、好みも多様化してきました。そんな時代の中で彦根のファンデーションは、多品種少ロットが可能という利点を活かし、様々なデザインの、優れた製品を世に送り出しています。
また、ファンデーションにとどまらずショーツなどの製品も作られています。
「彦根バルブ」
バルブにも用途によっていろんな種類がありますが、彦根では主に鋳鉄製の素材を中心に、小さなサイズから人間がくぐり抜けることができる3メートルの大口径のものまでが製造されています。
用途に応じて仕切弁、バタフライ弁、ボール弁、玉形弁、消火栓などいろいろな仕様のバルブを手がけ、年間生産高も250億円近くにのぼります。
「彦根仏壇」
彦根仏壇は、明治維新による混乱期や第一次・二次世界大戦などの影響で多くの制約を受けましたが、戦後、彦根仏壇同業組合が結成され、検査制度を設けるなど品質の向上に努め、生産は順調に推移しました。その生産地域も彦根市全域に広がり、彦根の地場産業のひとつとして大きく躍進し、現在に至っています。
昭和49年(1974年)5月に「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」が施行され、伝統的工芸品の指定を受けるため、同年11月に協同組合を設立し、昭和50年(1975年)4月に通産大臣(当時)から指定(業界初)を受けました。