富士河口湖町で憩い・楽しむ
世界遺産 富士山のお膝元
富士河口湖町は言わずと知れた富士山のお膝元。町のいたる所から富士山を間近に眺めることができます。特にお奨めのビューポイント・観光スポットを、エリア別にご紹介します。
河口湖エリア
河口湖
富士五湖で最も標高が低く(標高833メートル)、湖畔延長が長い(約20キロメートル)。面積は5.70平方キロメートル、最高深度は15.2メートル。四季折々の表情と、湖畔で行われる様々なイベント、そして美術館やレクリエーション施設、温泉、旅館・ホテルなどが集積し、富士五湖観光の拠点となる湖。
天上山公園
観光の中心地区である船津浜の背後にある山で、ロープウェイも架かっています。ロープウェイ降り場は富士山を眺める展望園地となっています。また、天上山の中腹斜面には10万本のアジサイが植えられており、7~8月にかけて見頃を迎えます。
所在地 | 富士河口湖町浅川1163-1 |
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電話番号 | 0555-72-0363 |
アクセス | 富士急行「河口湖駅」から徒歩15分またはバスで10分、中央高速「河口湖IC」より15分 |
関連サイト | ~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ |
紅葉回廊・梨川お花畑
樹齢100年を超えた紅葉の大木が150メートルにわたり梨川の両岸に植わっています。10月下旬~11月中旬に行われる「紅葉まつり」のメイン会場になります。
所在地 | 富士河口湖町河口 |
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アクセス | 富士急行「河口湖駅」からレトロバスで「久保田一竹美術館」下車 |
大石公園
河口湖の北岸に位置し、河口湖越しに富士山を眺める絶景の場所にあります。一年中富士山の眺めがよい公園ですが、特にラベンダーが咲き乱れる6月中旬から7月中旬が特にお奨めのシーズン。
所在地 | 富士河口湖町大石2525番地の11 |
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アクセス | 富士急行「河口湖駅」からレトロバスで「自然生活館」下車 |
関連サイト | 大石公園 [富士河口湖町] |
西湖エリア
西湖
御坂山塊と足和田山塊に挟まれ、西は青木ヶ原樹海に接する自然豊かな湖。水深は71.7メートル。かつては精進湖まで一つの湖でしたが、富士山の噴火による溶岩流で分断され現在の形になりました。湖畔には民宿、キャンプ場が多く、釣りも盛ん。
根場浜
西湖から富士山の雄姿が望めるのは根場浜だけです。眼前には青木ヶ原溶岩流が迫り、その後に姿を見せる富士山は西湖の代表的風景です。
所在地 | 富士河口湖町西湖根町 |
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アクセス | 富士急行「河口湖駅」からレトロバスで「根場町」下車 |
西湖いやしの里根場
ここはかつて日本一美しい茅葺の集落でした。霊峰富士と神秘の森青木ヶ原樹海を望む西湖の地に今、21世紀の茅葺の里が”いやしの里”として蘇りました。里に足を踏み入れれば、昭和の時代にタイムスリップ。ゆっくり腰かけて、とびっきりの富士を望むこころ癒される空間。
所在地 | 富士河口湖町西湖根場2710 |
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電話番号 | 0555-20-4677 |
アクセス | 富士急行「河口湖駅」からレトロバスで「西湖いやしの里根場」下車300メートル、中央高速道路「河口湖IC」から車で25分 |
関連サイト | 西湖いやしの里根場 |
西湖野鳥の森公園
野鳥の宝庫、青木ヶ原樹海に囲まれたこの公園には210種もの野鳥が飛来します。望遠鏡を備えたバードウォッチング室や木工細工のための工作室、またレストランや展示室などがあります。野鳥のさえずりにゆっくりと耳を傾ける休日におすすめ。「樹氷まつり」の会場としても有名。
所在地 | 富士河口湖町西湖2068-1 |
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電話番号 | 0555-82-2160 |
アクセス | 富士急行「河口湖駅」からレトロバスで「西湖野鳥の森公園」下車 |
精進湖・本栖湖・富士ヶ嶺エリア
精進湖 - 他手合浜
大きな富士山の手前に小さな大室山が重なって見えることから「子抱き富士」と呼ばれています。
所在地 | 富士河口湖町精進 |
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アクセス | 富士急行「河口湖駅」から路線バスで「山田屋ホテル前」下車 |
本栖湖 - 千円札の富士
神秘的な瑠璃色の水をたたえる本栖湖。その北岸からは、千円札の図柄となった富士山の雄姿が望めます。
所在地 | 富士河口湖町本栖18 |
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アクセス | 富士急行「河口湖駅」からレトロバスで「根場町」下車からバスで「本栖湖」下車、徒歩すぐ |
富士ヶ嶺牧草地
雄大な富士山を背にした果てしない緑の大地で、ゆったりと草を食む牛の放牧風景が見られます。
所在地 | 富士河口湖町富士ヶ嶺 |
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アクセス | 国道139号の山梨県・静岡県県境から富士山方向に県道を入る |
山岳エリア
紅葉台
富士山麓を包む紅葉の風景が美しいポイントです。例年10月中旬~11月上旬が紅葉の見頃です。
所在地 | 富士河口湖町西湖(紅葉台展望台) |
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アクセス | 中央自動車道「河口湖IC」から15キロメートル |
足和田山(五湖台)
昔は富士五湖の全てが眺望できたといわれますが、現在は樹木が茂り河口湖と本栖湖を見ることができます。
所在地 | 富士河口湖町西湖 |
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アクセス | 富士急行「河口湖駅」からバスで「大嵐入口」下車、大嵐地区から尾根にある天神社まで登り、尾根伝いにハイキングルートを約1時間20分登る |
富士山麓エリア
河口湖フィールドセンター
富士山北麓剣丸尾溶岩には250個以上の溶岩樹型洞穴が点在し、その中の47基が国指定天然記念物船津胎内樹型に指定されています。溶岩樹型は今からおよそ千年前に富士山八合目あたりから噴出したゲンブ岩質のマグマが流下し、大木を埋め焼失してマグマは固まり大木が鋳型状の溶岩となった洞穴で、「溶岩樹型」と呼び世界的にも貴重な自然の遺産です。溶岩樹型群を中心に樹海の生態系、富士山噴火について体験を通して学習する環境教育の場であり、クラフト体験もできます。
所在地 | 富士河口湖町船津6603 |
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電話番号 | 0555-72-4331 |
アクセス | 中央自動車道「河口湖IC」から車で10分 |
関連サイト | 河口湖フィールドセンター |
創造の森
河口湖フィールドセンター近くにある森で、250人が収容できるデイキャンプ場があります。また、4月下旬から5月初旬には富士桜ミツバツツジまつりが行われます。創造の森デイキャンプ場では体験型の炊飯が天候に関係なくできます。
所在地 | 富士河口湖町船津6603 |
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電話番号 | 0555-72-4331 |
アクセス | 中央自動車道「河口湖IC」から車で10分 |
関連サイト | 河口湖フィールドセンター |
富士スバルランドドギーパーク
富士山麓10万平方メートルの犬のパーク。70種類230頭の名犬が勢揃い。お気に入りのワンちゃんと一緒にお散歩ができる「レンタル犬」や「ふれあいハウス」で犬と遊ぶことができます。また、愛犬と一緒に入園することができることも特徴の1つ。園内には小型犬専用、大型犬専用など計9ヵ所のドッグラインが設置されているので、お好きなドッグラインで愛犬のリードをはずして自由に遊ぶことができます。
所在地 | 富士河口湖町船津宇剣丸尾6663-1 |
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電話番号 | 0555-72-2239 |
アクセス | 富士急行線「河口湖駅」から送迎バス、中央自動車道「河口湖IC」または東名高速道路「富士吉田IC」から車で5分 |
関連サイト | ドギーパーク|山梨県河口湖にある"家族で一日"遊べるテーマパーク「富士すばるランド 」 |
富士山コラム
富士山に登ろう!
美しい円錐形(コニーデ式)をした富士山は日本のシンボル。実は、今私たちが見ている姿は約1万年前におこった3度目の噴火によって形成された姿なのです。太古から人々の心をひきつけてきた霊峰富士。麓で仰いでいるだけでなく、ぜひ一度はその日本一の山頂をめざしてみませんか?
富士登山の注意事項
シーズンは、7月1日の山開きから8月26日の山終いまで。天候の安定する梅雨明けから8月中旬までに登るのがベスト。山頂は夏でも約5.6℃。長袖に長ズボン、セーターなどの防寒具が必要です。また、軍手や帽子、足首まで覆う登山靴、雨具も必要です。状況に合わせて脱ぎ着します。疲れを和らげるために、水と甘いものを摂取しましょう。おにぎりなどの軽食に懐中電灯、救急薬品、ティッシュ、タオル、ゴミ袋、それに保険証の写しも念のために持参しましょう。とにかく休憩を取りながらゆっくり登る。酸素ボンベを買ってうまく利用すると良いでしょう。高山病にかかったら無理せず、山小屋で休ませてもらいましょう。
河口湖からめざす富士
富士登山で最もポピュラーなのは、スバルライン5合目まで登山バスで行き、そこから山頂を目指す河口湖コースです。貸馬の軽快なひずめ音を聞きながらダケカンバの樹林を進んで行くと、6合目付近でコメツガやイワツメクサが見れます。しばらくすると森林限界となり、ごつごつとした岩の道が始まります。8・9合目では鎖場も増えてきます。この鎖は本来、登山道を示す目印なので、安易に頼らず、足元に注意しながら登っていきましょう。眼下に広がる雲海を眺めて休憩をとり、目の前に見えてきた山頂に向かって、マイペースでもうひと踏ん張り。鳥居を幾つかくぐり抜けたら山頂です。下山も気を弛めずに、スピードをコントロールして、富士登山を成功させましょう。
関連サイト | 富士登山オフィシャルサイト |
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