栗原市で憩い・楽しむ
日本の四季を満喫
栗原には、ラムサール条約登録湿地の「伊豆沼・内沼」をはじめ、自然を満喫できる場所や公園、また歴史などを学べる施設などがさまざまにあります。
自然と公園
ラムサール条約登録湿地 伊豆沼・内沼
伊豆沼と内沼は、栗原市の豊かな自然を象徴する場所のひとつ。伊豆沼の面積は約387ha、東京ドーム約82個分の広さを誇ります。これは低地にある淡水湖としては県内最大、東北地方でも青森県の小川原湖に次ぐ大きさ。ハクチョウやガン、カモなど渡り鳥の越冬地としても知られ、湖沼周辺にはさまざまな動植物が生息しています。まさに「生物たちの聖地」です。
世界谷地原生花園
栗駒山(標高1,627m)の中腹に広がる約14haの湿地で、5月のミズバショウから9月のエゾオヤマリンドウまで数多くの花々が咲きます。特に6月下旬のニッコウキスゲの大群生がみごとです。
いわかがみ平
栗駒山の標高1,113m地点にある展望台。ここは登山口のひとつでもあり、山開きとともに山頂を目指す登山客で賑わう場所です。山頂の少し手前まで石畳が敷かれた中央コース(3km)は初心者やファミリーにおすすめの登山ルート。美しい高山植物を見ながら、気軽にトレッキングが楽しめます。
一迫山王史跡公園あやめ園
広さは約13,000平方メートルあり、アヤメやカキツバタ、ハナショウブなどが咲きます。また、毎年恒例の「あやめまつり」は県内外から訪れた観光客で賑わいます。
南くりこま高原一迫ゆり園
広さは約30,000平方メートル、約200品種15万球のゆりが栽培されています。美しい花々と香りが、訪れた人々の目を楽しませ、そして心を和ませてくれます。
くりはらの施設
深山牧場
大自然に囲まれた広大な牧草地の中に、和牛や乳牛が放牧されている市営の深山牧場。広さは約120ha。ここから眺める栗駒山は素晴らしく、360度のパノラマを楽しむことができます。また、展望台や畜産資料展示施設を整備しています。
こもれびの森 森林科学館
こもれびの森は、スギなどの人工林のほかに、樹齢200のブナやミズナラの天然林をはじめ野生鳥獣も数多く生息する豊かな森林です。森林科学館は、森のしくみや、林業に対する理解を深めるとともに、森林や自然の正しい知識を身に付ける野外学習の場として、また、レクリエーションの場として、広くご利用いただけます。
花山青少年旅行村
花山湖畔の美しい自然環境を生かしたプレイゾーン。春は家族やグループのレクリエーション、夏は釣りや船遊び、学校や職場のキャンプ場、そして秋は湖面に映える紅葉にひたってのいも煮会等、多くの人々に親しまれています。
サンクチュアリセンターつきだて館(昆虫館)
サンクチュアリセンターつきだて館(昆虫館)では、伊豆沼・内沼に数多く生息する昆虫の生態を、標本や映像などで紹介しています。また、世界中の蝶や昆虫の標本展示室などもあります。隣接の「スワントピア交流館」には、喫茶室・交流室もある、観光スポットです。
みちのく風土館
みちのく風土館は、昭和の初めに軽辺川の川岸に建てられた米蔵でした。栗駒岩ケ崎の米蔵として、7,200石の米を集めたこの石蔵が、栗駒の郷土文化を伝える施設として再生しました。館内では「山車」「お神楽」、「正藍染」など、栗駒に昔から伝わる伝統文化を紹介しています。館内の食堂では栗駒山の大自然の恵みが育んだ豊かな味覚が味わえます。栗駒の魅力を「みちのく風土館」でゆっくりとお楽しみください。