さくら市の名所・文化
さくらの歴史に触れる
乱世を見守った中世の勝山城跡や江戸時代の藩主・喜連川足利氏の城下町風情を残す寒竹囲生垣。宿場や物流の拠点として発展した阿久津河岸の賑わいを今に伝える豪華な彫刻屋台に、明治時代の瀧澤家住宅の建物。さくら市には、歴史と文化がいっぱいつまった見所がたくさんあります。
さくら市の史跡・文化財
寒竹囲生垣
名藩主茂氏が奨励した塀
名君で力持ちと言われた喜連川足利氏第6代茂氏が板壁にかわり、費用のかからない笹を使った生垣を推奨したことから作られました。
所在地 | さくら市喜連川 |
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関連サイト | 寒竹囲い - さくら市ホームページ |
喜連川藩主 足利家歴代墓所
歴代喜連川足利氏が眠る龍光寺
龍光寺は慶長6(1601)年に没した足利頼純(喜連川足利家初代国朝、2代頼氏の父である)の戒名をとって名付けたものです。その境内には、喜連川足利氏歴代藩主等の供養塔や石塔が約60基並んでいます。
所在地 | さくら市喜連川4317 |
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関連サイト | 龍光寺 - さくら市ホームページ |
国史跡 東山道
古代の大道
古代の主要七幹線道の一つで、陸奥国(東北地方)までを結ぶ駅路跡を東山道跡と呼んでいます。当時の姿を良くとどめているため、平成21年に国指定史跡となりました。
所在地 | さくら市葛城 |
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青銅造 不動明王坐像
さくら市のシンボル的存在
光明寺境内の高い所に安置された身の丈4メートル近い坐像です。江戸時代中期に名工戸室卯兵衛によって鋳造された傑作です。
所在地 | さくら市氏家2696 |
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関連サイト | 不動明王坐像 青銅造 - さくら市ホームページ |
地蔵菩薩坐像
瀧澤家住宅
明治時代の雰囲気漂う住宅
明治25年陸軍大演習の際に、明治天皇の休息所に充てられた建物等です。菊花の装飾を持つ門や豪華な内装、望楼を持つ建物など、当時の雰囲気をそのまま留めています。
所在地 | さくら市櫻野 |
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勝山城跡
中世氏家郡統治の要
鬼怒川左岸の崖を天然の要害にした城。本丸大手口の右横には横矢掛けの張り出しを持っています。築城は鎌倉期~南北朝期と考えられ、慶長2(1597)年宇都宮氏の関連する城とともに廃城となりました。さくら市の桜の名所でもあり、敷地内には、さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館-があります。
所在地 | さくら市氏家 |
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