菊川市の特産・名物
伝統の技と美味の数々
ふるさとの自慢、農産品や工芸品をご紹介します。
また、菊川は深蒸し茶発祥の地。菊川茶をおいしく入れるコツなどもご紹介します。どうぞ菊川茶をもっとお楽しみください。
特産品
トマト
豊かな日照に恵まれた菊川市は、トマトもまた基幹作物のひとつ。特に完熟トマトの代名詞となっている「桃太郎トマト」は、糖度の高いトマトとして市場でも定評をいただき、全国の皆さんに愛されています。
牛肉
「遠州夢咲牛」は、内閣総理大臣賞受賞のブランド牛。全国トップレベルの品質は、快適な環境、良質なエサ、そして何より生産者の愛情をいっぱい受けて育ったからです。牛肉本来の風味とやわらかさをご堪能ください。
マスクメロン
果物の王さまと称されるマスクメロンは、その味・品質において全国でも最高レベルにランクイン。高級メロンとして群を抜く高い評価をいただく逸品です。
地酒
市内にはこだわりのお酒を造り続けている酒蔵があります。銘酒「小夜衣(さよごろも)」は、南アルプスの伏流水を使い、洗米から仕込み、圧搾、貯蔵、ビン詰めに至るまで熟練した酒職人の技と信念が込められています。食べ物の味と良く合い、しっかりとした深みのある飲み口は全国のファンに愛されています。
焼き雛
一つひとつが全て手づくりの坊ノ谷土人形。明治初期に、農閑期の副業として三河から型と製法を学んで高木弥左衛門さんがつくったのが始まりといわれています。素焼きの人形に丹精込めて色がつけられ完成する焼き雛は非常に温かみがあります。
深蒸し菊川茶
おいしさの3大ポイント
- 深い緑色でとろりとまろやか
- 2煎目、3煎目までもおいしさが楽しめる
- 手軽においしくいれられる
深蒸し菊川茶について
深蒸し茶発祥の地 菊川市
深蒸し茶は菊川市が発祥の地と言われています。
現在菊川市の茶園の総面積は約1,700ヘクタールで年間約4,000トンの荒茶が生産されています。
深蒸し菊川茶の効能
老化防止
お茶に含まれているカテキン類は、脂肪の酸化を抑えたり、細胞の老化を抑制したりする効果を持っています。
美容・風邪予防
緑茶には烏龍茶の30倍以上ものビタミンCが含まれています。ビタミンCは、メラニン色素を抑えて肌を美しく保ったり、ウィルス感染を防いで風邪にかかりにくくしてくれるなど、美容と健康増進に活躍します。
ガンの抑制
お茶の代表的な成分であるカテキン(タンニン類)は、ガン細胞の増殖に対して強い抑制作用を持っていることが明らかにされています。
成人病予防
お茶は血液中の悪玉コレステロールによる動脈硬化を防いで、血圧上昇物質を抑制するなど、さまざまな成人病の抑制に効果があるといわれています。
お口スッキリ
緑茶には、虫歯を予防するフッ素や、口腔内細菌増殖を抑えて口臭を消すフラボノイドなどの成分が含まれています。お茶でうがいをするのは、口臭予防にもとてもいい方法です。
水出し煎茶のおいしい入れ方
冷茶は濃い目に出しましょう
水出し用煎茶ティーバッグを冷水ポットに入れます。
水1リットルあたり茶およそ10グラム
10~15分たったら、ティーバッグを絞ります。
※水の場合は成分が出にくいので、絞り出して濃いめにするとおいしいです。
じゅうぶん絞りきったらティーバッグを取り除きます。
※冷蔵庫に入れておけば、いつでもおいしく飲めます。
煎茶・深蒸し茶のおいしい入れ方
コツは温度と廻しつぎ。少しぬるめの温度で入れることで、渋みが抑えられたまろやかな味になります。
人数分の茶碗にお湯を8分目ほど入れて冷まします。
深蒸し茶の湯温は、60~70度が適温です
お茶の葉を急須に入れます。
※少人数の場合は、ちょっと多めに入れましょう。
5人で10~12グラムが目安です!
湯ざまししたお湯を急須につぎ、30~40秒ほどお茶が浸出するのを待ちます。
お茶をつぐ分量は均等に、濃淡のないように廻しつぎ、最後の一滴まで絞りきります。
50~60度位が飲みごろです
お茶の保存方法
湿気を防ぐために、気密性の高い容器を使い、容器は涼しい所に置いて、なるべく火や暖房からはなしておきましょう。
大量のお茶を手に入れたときはもちろん、少量を買ったときでも、小分けして缶に入れておくことが大事です。
使うときには、缶にいれて小出しにするのがコツ。吸湿剤を入れておくのも良い方法です。
冷蔵庫を利用するときは、茶缶にいれてビニールテープで密閉。ほかの食材の匂いがうつらないように注意しましょう。
しっかり保存して、最後までおいしくいただきましょう。