宮代町の名所・文化
宮代の歴史を知ろう!
宮代には、国指定重要文化財である「西光院阿弥陀三尊像」や、県指定有形文化財である「五社神社本殿」などがあります。ぜひ町を散策しながら歴史や文化に触れてみてください。
文化財
西光院阿弥陀三尊像
国指定重要文化財(有形文化財)
平安時代中頃、浄土の教えの広まりとともに、来世に安楽をもとめる阿弥陀信仰が盛んになりました。こうした信仰を反映して、平安時代末期の安元2年(1176)に阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩の三体からなる阿弥陀三尊像が造られました。ヒノキ材を用いた寄木造で、おだやかな丸みのある像は、当時流行した定朝様式と呼ばれる特徴を良く表わしています。胎内銘から室町時代の長禄2年(1458)に、修理が行われたことが分かります。
所在地 | 宮代町字東410 |
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西方院十一面観音菩薩立像
町指定有形文化財(彫刻)
元は、西方院近くの観音堂の本尊で、高さ87.5センチメートル、幅24センチメートル、奥行13.5センチメートルを計り、頭上に十一面をもった寄木造の観音像です。室町時代に作られたと推定され全体に堂々とした古い様相を見せています。幸手一色氏の寄進とも伝えられています。明治初年、観音堂が廃寺となったため、本寺である西方院に移し祀ったと伝えられています。
所在地 | 宮代町和戸808 |
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電話番号 | 0480-34-8882(宮代町郷土資料館) |
アクセス | 「和戸駅」から徒歩15分 |
五社神社本殿
県指定有形文化財(建造物)
今から400年前の文禄・慶長期に建てられたもので、熊野三社、白山、山王の五社を一棟等間隔に横一列に合わせ祀るところから五社神社と称されています。県内唯一の五間社流造の建物であり、カエルマタの彫刻など優れており、建築様式としても貴重な建物です。
所在地 | 宮代町東 |
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宝生院鰐口
町指定有形文化財(工芸品)
この鰐口は元々姫宮神社に掛けてあったもので明治初年の神仏分離令により、姫宮神社の持寺であった宝生院に移されました。銘文には「武州太田庄南方百間姫宮鰐口一口」とあり、百間が太田庄の南方にあったことが分かります。また、「百間」の地名の初見の資料です。
所在地 | 宮代町西原289 |
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電話番号 | 0480-34-8882 |
アクセス | 「姫宮駅」・「東武動物公園駅」西口からいずれも徒歩20分 町内循環バス停「ふれ愛センターみやしろ」から徒歩1分 東北自動車道「久喜IC」から約20分 |
円空仏 役行者倚像
町指定有形文化財(彫刻)
円空仏は江戸時代前半、円空という僧によって彫られた像です。現在、町内には12体の円空仏があります。これらの円空仏は独特の表現をもち、同じものはないといわれています。
所在地 | 宮代町西原289 |
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電話番号 | 0480-34-8882 |
アクセス | 「姫宮駅」・「東武動物公園駅」西口からいずれも徒歩20分 町内循環バス停「ふれ愛センターみやしろ」から徒歩1分 東北自動車道「久喜IC」より約20分 |
旧加藤家住宅
町指定文化財
旧進修館
町指定文化財
旧斎藤家住宅
町指定文化財
所在地 | 宮代町西原289 |
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電話番号 | 0480-34-8882 |
アクセス | 「姫宮駅」・「東武動物公園駅」西口からいずれも徒歩20分 町内循環バス停「ふれ愛センターみやしろ」から徒歩1分 東北自動車道「久喜IC」より約20分 |
逆井遺跡 第1号ブロック 出土石器(細石刃)
町指定有形文化財(考古資料)
逆井遺跡の第1号ブロックからは、細石核10点、細石刃46点が発見されました。大宮台地における細石器の遺跡は、ほとんど発見例がなく、隣接する礫群とあわせて当該地域の旧石器時代終末期の様相を研究する上で非常に貴重な事例であるといえます。
資料館
宮代町の歴史を観る・学ぶ・体験する
宮代町郷土資料館
1年を通して企画展や特別展、講座、体験学習教室などを行っています。何度でも足を運んでいただいて、宮代に対する理解を深め、新たな発見をして下さい。旧斎藤家屋敷林をはじめ、自然がおりなす四季の風景とともに皆様のご来館をお待ちしています。
所在地 | 宮代町西原289 |
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電話番号 | 0480-34-8882 |
アクセス | 「姫宮駅」・「東武動物公園駅」西口からいずれも徒歩20分 町内循環バス停「ふれ愛センターみやしろ」から徒歩1分 東北自動車道「久喜IC」より約20分 |
縄文時代の復元住居