北本市のとりくみ
魅力あるまちづくり
北本市は、首都圏45キロメートル圏内で、都心まで45分という好立地にありながら、昔ながらの谷地や湧水、コナラやクヌギの雑木林が残る緑豊かな住宅都市として発展してきました。
近年は、関東グリコ(株)北本ファクトリーの工場見学施設「グリコピア・イースト」や「三国コカ・コーラボトリング北本みずべひろば」がオープンしたことにより新たな観光名所が誕生ました。
北本駅西口広場の整備に合わせた賑わいづくり、豊かな自然の保全・再生、子育て支援など、「ずっと暮らし続けたいまち きたもと」を目指して魅力あるまちづくりに取り組んでいます。
もっと元気に 北本市を活性化
圏央道
平成26年度以降の全線開通に向け工事中
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)は、横浜、厚木、八王子、川越、つくば、成田、木更津などの都市を結ぶ延長約300キロメートルの自動車専用道路です。東名高速や中央道、関越道、東北道など都心から延びる放射状の道路をつなぐことにより、都心への交通を分散し、渋滞の緩和が図られます。平成22年3月に桶川北本ICが開通し、中央道八王子JCTまで約40分で行けるようになりました。圏央道の整備により物流効率が向上されることから、埼玉県区間沿線地域への新規工場立地が着実に進んでいます。平成26年度以降の県内全線開通を目標に、さらに東に向け工事が進められています。
北本ファクトリー(関東グリコ株式会社)
地域経済の活性化と住民の雇用拡大、
市税の増収などのメリットがある企業誘致
中丸9丁目に誘致した関東グリコ株式会社北本ファクトリーは、平成24年4月に操業を開始しました。地域経済の活性化や住民の雇用拡大、市のイメージアップにつながります。北本ファクトリーに併設の工場見学施設「グリコピア・イースト」では、グリコの歴史やお菓子の知識を楽しみながら学べます。
所在地 | 北本市中丸 9丁目 55 |
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電話番号 | 048-593-8811 |
アクセス | JR高崎線JR「北本駅」から、けんちゃんバス(路線バス)で約15分 圏央道「桶川北本IC」から約15分。 |
関連サイト | わくわくファクトリー グリコピア・イースト |
三国コカ・コーラボトリング北本みずべひろば
ネーミングライツ(施設命名権)を導入し、
維持管理費用を軽減
北本市の荒川河川敷「水辺プラザ」整備事業は、国土交通省が平成21年度に創設した「かわまちづくり支援制度」の認定を受けて行われ、維持管理についてはネーミングライツ(施設命名権)事業の公募により決定した三国コカ・コーラボトリング株式会社をパートナーに迎え、官民協働で荒川を活用した地域の魅力の向上や快適な利用を目指しています。
所在地 | 埼玉県北本市大字荒井 |
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電話番号 | 048-594-5547(北本市役所都市計画課) |
アクセス | JR高崎線「北本駅」西口バス停から、「北里メディカルセンター病院(荒井)行きバスで「石戸小学校入口」下車、徒歩18分。 |
あきんど市
毎月1回金曜日に北本駅前にて開催
「北本駅前ににぎわいを」と定期的に開催されている「あきんど市」は、郊外の大型店舗の進出による消費流出をストップさせようと市内の商工業者が立ち上げた「北本あきんど塾」メンバーが行っています。これまで北本駅東口が定期市の会場でしたが、西口駅前多目的広場のオープンにより西口駅前でも定期市を開催しています。
所在地 | 埼玉県北本市北本1 |
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電話番号 | 048-591-4461(北本市商工会) |
アクセス | JR高崎線「北本駅」下車すぐ 圏央道「桶川北本IC」から約15分。 |
菜の花まつり
市民みんなで盛り上げる
市の西部地域はもともと農業の盛んな地域ですが、近年は遊休農地が目立つようになりました。そこで、遊休農地を活用して北本の特産物を生み出し、観光も盛り上げようと発足したのが「北本市景観作物振興会」です。志を共にする農家や近隣の住民が会員となり、高尾地区で菜の花を栽培し「菜の花まつり」を開催しています。
所在地 | 北本市高尾7 |
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電話番号 | 048-594-5532(北本市役所産業観光課) |
アクセス | JR高崎線「北本駅」西口から徒歩30分 圏央道「桶川北本IC」から約10分。 |
自然鮮やかな景観と保護活動
北本の豊かな自然
北本市には、雑木林や屋敷林、西部の谷津や荒川河川敷など、かつての武蔵野の面影のある自然が多く残っています。
上尾市・鴻巣市・桶川市の周辺3市と土地利用の比率を比較すると、宅地の占める割合が高くなっています。それにもかかわらず、みどりの多いまちとして感じられるのは、市街地の中に雑木林があり、農地と屋敷林のおりなす景観とともに、身近な自然として親しまれていること、さまざまな生き物をはぐくむ質の高い自然が残されていることなどによるものといえます。
特に石戸宿・荒井にある北本自然観察公園は、池や湿地、草原、雑木林などの環境をそのまま残した自然豊かな公園です。春の草原ではスミレが咲き、夏の湿地ではヘイケボタルが舞い、冬は多くの野鳥たちでにぎわいます。
また、公園内にある埼玉県自然学習センターは、自然とのふれあいや環境教育の拠点施設となっていて、自然に詳しいスタッフが常駐しており、さまざまなイベントを行っています。公園に隣接した荒川の河川敷には野生の生きものたちのために自然を再生した荒川ビオトープがあり、公園と共にキツネやタヌキなど多くの野生動植物のすみかとなっています。
この身近で貴重な自然を大切にはぐくむとともに、野生生物の生息環境に配慮した自然環境の保全と創造に努めて、将来の世代へと引き継いでいくことが大切です。
所在地 | 北本市荒井5-200(北本自然観察公園) |
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電話番号 | 048-593-2891(北本自然観察公園) |
アクセス | JR高崎線「北本駅」西口からバスで15分、「自然観察公園前」下車、公園正門まで徒歩1分(センターまで徒歩3分)。 |
北本自然観察公園
自然観察会
上:タヌキ、下:ジョウビタキ
トラスト8号地里山保存会
自然と共存した里山の暮らしを子どもたちに伝えたい
埼玉県緑のトラスト保全第8号地に指定されている高尾宮岡の景観地は、県と市と市民が協働で保全しています。この場所は、もとは手入れされた雑木林と田んぼの広がる里山でした。枝打ちした枝は燃料に、落ち葉は肥料に、木の実や山菜は食料にと、里山にはむだのない循環型の暮らしの知恵が詰まっています。人が手を加えながら自然と共存して暮らしていた里山の景観を再現・保存して、子どもたちに里山の暮らしを伝えていこうというのが「トラスト8号地里山保存会」です。
所在地 | 北本市高尾 |
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アクセス | JR高崎線「北本駅」西口から北里研究所メディカル病院行きバスで約6分、「石戸小学校入口」下車、徒歩15分。 |
地元の子どもたちが田植えに挑戦
実りの秋、収穫の喜びを味わう
北本雑木林の会
市街地に残る貴重な雑木林を守りたい
「北本雑木林の会」は、市街地での雑木林の保全活動を通して緑のまちづくりを目指す市民団体です。市街地に残る雑木林の維持管理と北本中央緑地の指定管理者として活動しています。毎月清掃や枝打ちなどの作業を行うほか、森のコンサートや自然観察会などのイベントも年に数回行っています。
子育て支援
地域子育て支援拠点
子育て親子が集い気軽にふれあえる場
子育て中の親子のふれあいの場として、市直営あるいは民間団体との協働で開設している「地域子育て支援拠点」が市内に4か所あります。乳幼児を持つ親子が自由に集い、子育て情報を交換したり、子どもたちが楽しく遊んだりしています。
4つの支援拠点のほかにも、公立保育所のあそぼう会や各地区の公民館などでも、市民ボランティアも参加して、子育て中の親子を応援する取り組みが行われています。
(仮称)こどもプラザ
(仮称)こどもプラザは、新庁舎と同じ敷地内に建設され、子育て支援センターの機能を備えた児童館、こども図書館を併設した複合施設として、平成26年度の完成を目指しています。それぞれの施設が相乗効果を発揮し、北本の子育てに活用されることが期待されます。
児童館イメージ
こども図書館イメージ
ブックスタート事業
絵本を通して親子のふれあいを深めよう
子どもは、保護者が優しく抱いて、肌のぬくもりを感じさせながら優しい言葉を聞かせることで、豊かな心を持ちます。また、毎日子育てに追われている保護者にとっても、安らぎのひとときになります。市では平成16年から、乳児健診を受けたお子さんと保護者に、メッセージを添えて絵本をプレゼントする「ブックスタート事業」を実施しています。
障害児学童保育室「すきっぷ」
集団で楽しく遊び心豊かな放課後を
「すきっぷ」は、障害者手帳を持つ小・中・高校生を対象とした学童保育室です。平成19年に栄小学校の余裕教室2教室をバリアフリーに改築して専用施設が完成。余裕教室を利用した専用施設は県内初で、他市町村のモデルケースともなっています。
平成23年度から、市内の障がいを持つ子どもたちの保護者を中心としたNPO法人すきっぷが、指定管理者として運営。約20人の子どもたちと約10人のスタッフが、放課後や長期休業中に利用しています。
所在地 | 北本市栄1 栄小学校校舎内 |
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