貝塚市の名所・文化
貝塚市の歴史と文化
貝塚市は歴史や文化の香りが漂うまちです。先人の残した遺産にふれ、悠久の歴史に思いをはせながら市内に残る歴史的な街並みを歩いてみましょう。
貝塚市の歴史
水間寺
往時の栄華が薫る美しい寺
厄除の観音様として、現在も厚い信仰を集める寺院。三重の塔は府下随一のもので、初重には色鮮やかな十二支が彫られるなど一見の価値があります。幾度か火災に見舞われ、現在の本堂は1811(文化8)年に再建したものです。
所在地 | 貝塚市水間638 |
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電話番号 | 072-446-1355 |
アクセス | 南海鉄道本線「貝塚駅」で水間鉄道に乗り換え、「水間観音駅」下車、徒歩約10分 |
関連サイト | 水間寺公式ホームページ |
寺内町
往時の姿が街角に息づく
貝塚御坊・願泉寺を中心に形成された自治集落。現在も土蔵や格子戸などが残されており、かつての町の繁栄ぶりを物語っています。
所在地 | 貝塚市中 |
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孝恩寺観音堂
別名「釘無堂」
行基によって建立されたと伝えられています。現在の観音堂は鎌倉時代後期に再建されたもので、大阪府下で最古の部類の木造建築物として国宝に指定されています。
所在地 | 貝塚市木積798 |
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電話番号 | 072-433-7126(教育部社会教育課文化財担当) |
関連サイト | 孝恩寺観音堂/貝塚市 |
丸山古墳
往時の勢力を伝える
市内唯一の前方後円墳で、4世紀後半の築造。1585(天正13)年、豊臣秀吉の紀州攻めの際、秀吉自らがこの古墳に本陣を置き、橋本の積善寺城を攻めたと言われています。
所在地 | 貝塚市地藏堂 |
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電話番号 | 072-433-7126(教育部社会教育課文化財担当) |
関連サイト | 丸山古墳/貝塚市 |
八品神社
「和泉櫛」発祥の地
平安時代以前から櫛の神様として崇敬され、社の玉垣には全国の櫛商店の名が、境内には木櫛製造業者が寄進した手洗鉢や鳥居などが所狭しと並んでいます。
所在地 | 貝塚市澤480 |
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電話番号 | 072-433-7192(商工観光課) |
関連サイト | 八品神社/貝塚市 |
熊野街道半田一里塚
往年の旅人気分を味わう
熊野街道沿いにある、当時の形をほぼ完全に残す大阪府下唯一の一里塚。旅人たちはここで疲れを癒したのかもしれません。府の文化財に指定されています。
所在地 | 貝塚市半田 |
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電話番号 | 072-433-7126(教育部社会教育課文化財担当) |
関連サイト | 熊野街道半田一里塚/貝塚市 |
貝塚市の文化
だんじり祭り
実りの秋を祝うだんじりは、 勢いよく街角を曲がる「やりまわし」が見どころ。 総数20台のだんじりが市内3地区に分かれて行う、 大迫力のパレードは見ものです。
だんじり祭りの歴史
泉南地域のだんじり祭りは、江戸時代18世紀の中ごろに岸和田城下町で始まったものです。1745年(延享3年)旧暦8月23日、岸和田御宮(現在の岸城神社)と三の丸稲荷社の祭礼のおりに、岸和田城下5町(本町・堺町・魚屋町・南町・北町)に住む町人たちが小さな軽い「引檀尻」(ひきだんじり)をこしらえ、その上に「作り物」(人物や風景などを模して作った飾り物)を載せて曳行したのが始まりであったと考えられています。
電話番号 | 072-433-7192(貝塚市観光協会) |
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関連サイト | 貝塚市だんじり祭り/貝塚市 |
麻生郷地区
半田・小瀬・麻生中・堀・東・石才・久保・海塚
半田地車
南近義地区
地蔵堂・王子・堤・窪田・橋本
橋本地車
木島・西葛地区
三ツ松・名越・馬場・森・木積・水間・清児
三ツ松地車
太鼓台祭り
泉州路・夏祭りの先駆け!寺内町に太鼓の音が響きます。
約270年の歴史を誇る感田神社の夏祭り。2人の叩き手を乗せた壮麗な7台の太鼓台が、威勢のよい掛け声とともに町内を練り歩きます。「練り合い」が見どころです。
運行太鼓台:大北町・中北町・西町・堀之町・中町・南町・近木町
電話番号 | 072-433-7192(貝塚市観光協会) |
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関連サイト | 貝塚市太鼓台祭り/貝塚市 |
貝塚三夜音頭
民俗文化財
顕如上人が貝塚に本願寺を移したことを祝い、民衆が三日三晩踊ったのが始まり。現在は8月14日・15日に行われ、太鼓を「ブチ」というレンガ状の木片で踊り打つという特徴があります。
所在地 | 貝塚市中905 感田神社境内 |
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電話番号 | 072-433-7192(貝塚市観光協会) |
関連サイト | 貝塚三夜音頭/貝塚市 |