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益城台地一帯に広がるハウスでは、暖房を使わず太陽の光と自然の温度だけで栽培する「エコ栽培」による「早出し」が特徴で、昼夜の寒暖差を利用した糖度の高い高品質なスイカが生産されています。この益城町のスイカはメロンとともに農産物の代表として大活躍。味と肉色の鮮やかさに重点がおかれ、確固たる地位を築き上げています。出荷先の関東地方でも「忘れえぬ味」として売り込まれ、贈答用などで人気を呼んでいます。

益城町内では850ヘクタールに及ぶ水田地帯で水稲が作付されています。きれいで豊かな湧水に恵まれて実った稲穂は、秋には一斉に黄金色に輝きます。熊本のおいしい水で育ったお米は、平成24年度の米の食味ランキングで「ヒノヒカリ」「森のくまさん」が最高ランクに輝いており、全国的にもおいしいと評判です。

独特のみずみずしいサクッとした食感が梨を連想させ、驚くほど甘みが強いのが特徴です。太秋柿は、比較的新しい品種の柿で、「富有」「次郎」「晩御所」「花御所」を掛け合わせて、現代風の食感と甘みで仕上げられています。

益城町の伝統行事・木山初市の時季につくられます。市だごは、米の粉のだんごを小豆あんでくるんだもので、西の赤福とも評され、素朴な美味しさが人気の郷土名物です。「木山初市」は、毎年3月上旬に開かれ、出店による市だごなどの販売や催し物で賑わっています。

地元の素材を活かしたひと味違う郷土料理です

いきなり団子とは熊本県の郷土料理で、輪切りにしたサツマイモを小麦粉の平たい生地で包み込み、蒸し器等で蒸しあげた和風のお菓子です。あんことサツマイモの甘味が口の中いっぱいに広がり、一度食べると、また食べたくなるような、どこか懐かしい風味のお菓子となっています。益城町では、地元産のサツマイモを材料にして加工した特産品として販売されています。

「益城・熊本IC」に隣接するグランメッセ熊本の駐車場で行われる朝市です。毎週日曜に開催され、旬の野菜や果物などが出品されます。