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大洗の美しい海に近い、緑の松林に囲まれた高台という恵まれた自然環境のなかに「幕末と明治の博物館」はあります。当館は幕末の志士であり、のちに宮内大臣になった田中光顕（たなか みつあき）伯爵によって昭和4年に創立され、80年以上の歴史をもっています。平成22年6月に（財）常陽明治記念会から大洗町に移管され、町営となりました。

北関東で最大規模の水族館で、2階から6階までのフロアに約580種、68,000点の海洋生物が展示されています。茨城と世界の海を、水中と陸上の両面から観察できるよう工夫されています。ダイナミックなイルカ・アシカショーが、子どもたちに大人気。オリジナルグッズを販売するショップや、海の幸が味わえる飲食店もあります。

生物の進化の流れは現在の海に棲む水生生物たちを通じて理解を深めることができます。マッコウクジラの顎やタカラガイなど貝類標本のほか、カニやヒトデなど磯の小動物を展示しております。

高さ60メートルの大洗のシンボル。鏡面ガラスを積み上げた三角形型のタワーは、最上階が展望室になっており、太平洋の海原と日光連山、富士山までが一望できます。1階無料エントランスホールには、観光情報コーナーやお土産館があります。

天然成分豊かな温泉を満喫できる、日帰り温泉施設。浴室には、薬湯やジェット入浴、サウナなども完備。さらに館内には、最新のトレーニングマシンを備えたスポーツジムや温水プール、地元の新鮮な魚介が魅力のレストランもあります。また、ドールストーンを使用した温浴室でラドンの温泉効果を体験できます。

科学する心を育むことを目的に、2001年にオープン。1階の展示は「海底の世界」がテーマで、海や波に関する展示が並んでいます。2階は「海上の世界」がテーマで、海で生じる現象や海水の性質について楽しく体験できます。3階の展望デッキからは太平洋が見渡せ、隣接する芝生広場ではお弁当を食べたり遊ぶこともできます。