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台東区 内科

上野内科クリニック

03-5828-2711 「CityDO!を見た」とお伝えください。

診療内容

実施できる検査・設備

上部消化管(食道、胃、十二指腸)内視鏡、下部消化管(大腸)内視鏡、腹部エコー、デジタル24時間記録ホルター心電図、カラードップラー心エコー、運動負荷心電図、デジタル記録式レントゲン撮影装置、体内脂肪計付身体計測器、デジタルパルスオキシメーター

日帰り手術の対象疾患:大腸ポリープ粘膜切除術

こんな症状のときお越しください

胃が重い。痛みがある。下痢、便秘を繰り返す。排便後もすっきりしない。腹部に異和感がある。しこりを触れる。便に血が混じる。体重が減少してきた。めまい・立ちくらみがある。
疲れやすい。動悸・息切れ・胸苦しさを自覚するようになった。胸に痛みや圧迫感を感じることがある。脈が乱れる。むくみがある。
健康診断で異常を指摘された。

紹介先医療機関

日本赤十字社医療センター、東京大学附属病院、三井記念病院、虎ノ門病院、永寿総合病院、都立駒込病院、日本医科大学附属病院等

よくある質問

Q.1)以前内視鏡検査を受けた時とてもつらかったので、心配なのですが。

A.1)内視鏡検査で感じる苦痛は非常に個人差がありますが最も大きな要素は術者の技術と言えるでしょう。当院では毎週何十例もの症例を検査し続けてきた経験豊富なベテランの専門医が柔軟性の高い最新の内視鏡を使って検査致しますので、極めて安全で、楽に検査を受けて頂けます。ご希望によっては鎮静剤の使用も可能ですので、お申し出頂ければ全く苦痛を感じずに検査を終了することができます。状況に応じた対応が可能ですので是非ご相談ください。


Q.2)大腸内視鏡の時の下剤がまずくて飲むのが大変だと聞いたのですが。

A.2)当院では大腸内視鏡検査において苦痛を訴えられることの多い下剤についても工夫を凝らし、飲みやすく、効果の高い方法を採用しております(平成15年第65回日本消化器内視鏡学会

総会において院長が発表)。従来に比べて極めて飲みやすくなっています。


Q.3)以前より胃の調子が悪かったのですが、最近特に痛みが強くなってきて心配です。

A.3)胃の不調の原因としては慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎等いろいろな疾患が考えられますが、これらの疾患のある方はそうでない方に比べて胃癌の発生率が極めて高率となりますので、原疾患の治療のため以外にも一度内視鏡検査を受けられることをお勧めします。
最近ではこれらの疾患とピロリ菌の関係も明らかになってきており、ピロリ菌の除菌治療により胃の症状も改善し、胃癌の発生も抑えられるようになっています。症状のある方は一度ご相談ください。

Q.4)胃の内視鏡検査の代わりにバリウム検査ですますことはできませんか。また内視鏡の検査時間はどれぐらいですか。

A.4)胃のバリウム検査は胃の内腔に液体のバリウムを満たし、空気を充満するなどして胃壁の起伏をレントゲン写真に写すことよって、間接的に胃の内部の様子を観察する方法です。内部を直接みているわけではないので粘膜表面の色調の変化といった重要な所見や、起伏の小さな癌の初期病変は見つけることができないため、確実に治せる早期癌や、内視鏡的に治療可能な粘膜内癌は発見が困難となります。また放射線の被曝も馬鹿にならないのでおすすめはできないところです。一方内視鏡検査は異常が見つかった場合にその場で組織を調べたり、治療を行うこともでき効率の良い検査と言えるでしょう。熟練した医師が行えば、内視鏡検査は決してつらいものではないので内視鏡検査をおすすめします。

検査時間は麻酔や前処置の時間を別にすれば、おおむね胃の場合で3~5分、大腸の場合で5~15分ぐらいです。ただし処置をするとその内容によってさらに時間がかかる場合があります。大腸のポリープを切除する場合で1個あたり5~15分程度余計に時間がかかると思って頂ければいいと思います。胃の場合は前処置を含めても30分程度でしょう。大腸の場合も観察だけですと着替えの時間も入れて30~60分で終わります。


Q.5)最近脈の乱れを感じたり、胸に不快感を感じることが多くなったのですが。

A.5)脈の乱れのことを不整脈と言いますが、不整脈にはそのまま様子を見ていていいものと、いろいろな治療が必要になるものがあります。

また不整脈として自覚できる場合と普段は特に自覚がなく、めまい、失神といった症状から見つかったり、進行して心不全の症状が出てから発見される場合もあります。急に心臓が停止して生命に危険がおよぶ場合もあるので一度専門医の診察を受けることをおすすめします。場合によっては24時間の心電図モニターを行うことが必要となります。

ピロリ菌について

胃・十二指腸潰瘍の原因となることで話題となった胃の中に住み着いている細菌です。もともと胃の中には胃酸があるため細菌は住めないと言われていたのですが、自ら胃酸を中和する物質を産生することにより胃の中でも生存することができます。胃の中から発見されてその発見者が猛烈な胃炎となったことよりにわかに注目を集めました。最近では胃癌の原因としてWHOより発癌性を指摘されています。ピロリ菌が住み着くことで、胃の粘膜に持続的に炎症が起きてその結果胃の粘膜が萎縮することにより、胃癌が発生すると考えられています。ピロリ菌がいる人と、いない人とでは胃癌の発生率に大きな違いがあり、ある種の悪性腫瘍(胃悪性リンパ腫)ではピロリ菌を殺すことによって腫瘍が治ったとも報告されています。

またピロリ菌を殺すことでその後の潰瘍の再発率に大きな違いが見られ、これ以後潰瘍の治療法が大きく変わりました。ピロリ菌の診断にはいろいろな方法があり、その治療も含めて健康保険が適用となりますので潰瘍でお悩みの方は一度当院でご相談ください。