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中野区 耳鼻咽喉科

おかむら耳鼻咽喉科

03-5328-0630 「CityDO!を見た」とお伝えください。

診療内容

鼻の諸症状

花粉症・アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎による鼻水や鼻づまり。 鼻血など。
小児の鼻吸いだけでも大丈夫です。


耳の諸症状

中耳炎・外耳炎による耳痛や外耳道湿疹などによる耳のかゆみ。聞こえにくい・耳がつまった感じなど。


のどの諸症状

風邪・急性咽頭炎・急性扁桃炎などによるのどの腫れや痛み。声がかすれる・声が出ないなど。


口腔内の諸症状

口内炎・舌炎・舌が白いなど。


めまい

耳鼻科領域の「めまい」について

めまいでお悩みの方は多いと思います。

めまいの原因には、耳鼻科疾患以外にも脳疾患など様々なものがあります。

「どの診療科」を最初に受診したらいいのか、迷われている方もいらっしゃると思います。

迷われている方は、まずは「おかかりの内科」で相談するのがいいでしょう。

ただ、耳鳴や耳閉感(耳がつまった感じ)や聞こえにくい(難聴)などの症状がある場合は、できるだけ早く耳鼻科も受診してください。

なお、激しい頭痛を伴うめまいや歩行困難なくらいのめまいの場合は、大学病院など大きな総合病院を受診することをお勧めします。


<難聴を伴うめまい>

■メニエール病
めまい・耳鳴・難聴を繰り返す内耳性疾患です。
内耳のリンパ液の状態が原因と言われています。
過労やストレスや気圧変化などがきっかけで起こることが多く、同じような症状を<繰り返す>のが特徴です。
めまい発作時は、薬を服用して2週間くらいは無理をしないようにしましょう。



■突発性難聴 
ある日突然、聞こえが悪くなる病気です(→ 突発性難聴 )。
主な症状は、聞こえにくい・耳鳴・耳閉感ですが、<めまい>を起こすこともあります。
原因は不明です。
過労やストレスが原因の一つと言われています。
ウイルスが関係しているとも言われています。

治療は薬の服用が中心ですが、重度の場合は点滴治療になります。
突発性難聴の治療は発症後2週間以内に開始しないと、聴力の回復が難しくなります。



■聴神経腫瘍
聴神経にできる良性腫瘍です。


<難聴を伴わないめまい>

■良性発作性頭位めまい(頭位性めまい)
寝返りをうったり、頭の向きを変えると起きる<めまい>です。
めまいが起きても、しばらくのあいだ同じ姿勢でいるとおさまります。
内耳にある耳石(じせき)が原因と言われています。
通常、数週間~数ヶ月でおさまります。



■前庭神経炎
突然激しい回転性の<めまい>が起きます。
内耳にある前庭神経の炎症によるものです。原因はウイルス感染と言われています。
通常、激しいめまいは数日以内に落ちつき、ふらつきのある期間を経て治癒します。
前庭神経炎を繰り返すことは、ほとんどありません。


航空性中耳炎

飛行機に乗ったあと耳の調子がわるい

【航空性中耳炎とは】
航空性中耳炎とは、飛行機が上昇・下降するときの気圧変化が原因で起こる中耳炎のことをいいます。
病気としては、急性中耳炎や滲出性中耳炎と同じです。
特に、下降時に耳の調子がわるくなることが多いです。

【症状】
耳が痛い
耳閉感(耳がつまった感じ)
聞こえにくい など

【原因】
航空性中耳炎の主な原因は、耳管の通気機能不全です。

耳管は鼻の奥と中耳(鼓膜の内側)をつないでいる器官で、鼻の奥にある耳管口を開閉させることにより、空気を中耳に通して中耳内の圧力と外部の圧力(気圧)を同じにする役割をしています。
この耳管の機能が上手く働かないと、中耳内と外部に圧力差が生じてしまい、この圧力差の影響で航空性中耳炎になってしまいます。

風邪・アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎などで鼻の奥が腫れていると、耳管の機能が悪くなり航空性中耳炎になりやすくなります。
また、耳管狭窄症の方も航空性中耳炎になりやすくなります。


【治療】
治療は通常の急性中耳炎や浸出性中耳炎と同じで、薬物療法(内服薬や外用薬)が中心になります。
状態によっては、鼓膜切開をすることもあります。


【予防】

楽しい旅先や大切な出張先で航空性中耳炎に悩まされないよう、以下のことに気をつけるといいと思います。


○風邪や鼻炎を治療しておく。
○飛行機用の耳栓を使用する。
○搭乗中(特に下降時)アメをなめたり、飲み物を少しづつ頻回に飲む。
○搭乗時・下降時に点鼻薬(血管収縮剤)を使用する。
○航空性中耳炎が心配な方は、事前におかかりの耳鼻科の先生に相談する。
  ※なお、耳抜きも予防に有効ですが、逆効果になるときもありますのでお気をつけください。


耳閉感(耳がつまった感じ・塞がれた感じ)

<耳閉感とは>

耳閉感とは、耳がつまった感じや塞がった感じがすることです。
聞こえにくかったり、耳鳴を伴う場合もあります。
耳閉感は、いくつかの耳鼻科疾患の主要症状の一つです。

たまに、耳がつまった感じがすることは誰にでもあることです。
すぐに元に戻る場合は、しばらく様子を見ても大丈夫だと思います。

しかし、一日に何度も耳がつまり不快な場合や耳閉感が数日間続いている場合などは、念のためお近くの耳鼻科で診てもらいましょう。


<耳閉感を伴う主な耳鼻科疾患>

1.耳管狭窄症
耳管の換気機能が低下して、鼻の奥から中耳(鼓膜の内側)に空気が通らない病気です。

2.耳管開放症
耳管狭窄症とは逆に中耳に空気は通るけど、空気の通りを遮断できない病気です。


3.突発性難聴
内耳障害により、突然聞こえがわるくなる病気です。


4.耳垢栓塞
耳垢が完全につまってしまい、鼓膜が見えない状態です。


院長ご挨拶

丁寧な症状説明と患者さまのご要望に沿えるような診察を心がけています。
また、お子様がこわがらずに治療ができるようスタッフ一同、心がけています。

院長 岡村 由美子


<経歴>
中野区生まれ
中野区立桃園第三小学校(現 桃花小学校)卒業
桜蔭中学・高校卒業
津田塾大学国際関係学部卒業
東京女子医科大学卒業
東京女子医科大学東医療センター耳鼻咽喉科

佼成病院、済生会栗橋病院耳鼻咽喉科医長などを経て現職

食生活アドバイザー

<所属学会>
日本耳鼻咽喉科学会
日本顔面神経研究会
日本東洋医学会