胃内視鏡検査の予約は、わざわざご来院していただかなくても電話で可能です。
あとは、予約をした検査当日に来院していただくだけです。
カゼをひいて医者の診察を受た時、舌の奥をぐっとおされて「オエッ!!」となった事がありませんか?
口からの内視鏡検査でも同じようなことがおこりますが、鼻から内視鏡を入れると、舌の根元に触れないので「オエッ!!」とならず検査を受けることができます。
当クリニックでは精度の高い検査を行い,かつ検査の苦痛を最小にするために経鼻内視鏡検査を施行しています。
当クリニックで採用している胃カメラは直径5.9mmと鉛筆より細く、90%以上の方で鼻からの内視鏡挿入が可能です。
●経鼻内視鏡検査は、苦痛の少ない検査法ですので鎮静剤を必要としません。
●検査中は、自由に話せます。画面を見ていて解らないことは、どんなことでも医師にたずねてください。
●検査終了後はすぐに検査結果を聞いて、ご自身で車を運転して帰ることも可能です。
●約5%の方(20人に1人:当院での実績より)は鼻腔が狭く経鼻挿入ができません。このような場合は静脈麻酔を使用して経口法で検査を行います。
●さらに、経鼻内視鏡でも【おえっ】となる方は、鎮静剤を使用した「寝ている間の検査」も行っています。ご相談ください。
●通常胃カメラは朝食を抜いて朝一番に・・と思われがちですが、朝食を摂っても6-8時間経過すればほとんどの方で検査は可能です。
当院では午後の胃カメラも行っておりますので、お仕事の都合などで午前中の検査が受けられない方は午後の検査をお受けください。
●検査曜日:月~木・土(木/朝のみ)
●検査時間:約30分(麻酔の時間も含めています)
当病院では内痔核を切らずに注射で治療する、『ジオン注射療法』を行っております。「脱出を伴う内痔核」にジオン注を投与して痔に流れ込む血液の量を減らし、痔を硬くして粘膜に癒着・固定させる治療法です。
投与後の早い時期に痔核に流れ込む血液量が減少し、出血が止まります。脱出の程度も軽くなります。
投与された部分がすこしずつ小さくなり、引き延ばされていた支持組織が元の位置に固定され、脱出がみられなくなります。(1週間から1ヶ月)
専用の輪ゴムで痔核をしばって血流を遮断し、徐々に縮小させ自然に脱落させる方法です。痔核が大きい場合は硬化剤で痔の血流をなくして縮小させて、期間を空けて輪ゴムで縛るようにします。
内痔核ができる場所は、痛みを感じる神経がありません。
この痛みを感じない部分をつり上げるようにして特殊な輪ゴムをかけて結紮します。
痛みを伴わない部分を結紮するので麻酔をかけずに行います。(麻酔をかけてしまうと術後の痛みを伴うかどうかが解らなくなってしまいます。)
血流がいかなくなった痔核は、自然に脱落(腐って落ちる)してしまいます。
ほとんどの外痔核は、軟膏と内服のみで数日間で痛みは取れるので手術に至ることは極めて少数です。ただ、大きく痛みが強い場合は局所麻酔で5mmほど切開して中の血栓(血の塊)を取り除く手術が必要です。(5~10分の手技)術後の痛みはほとんどありません。術後1週間ぐらいは注射の影響で腫れたままですが、それ以降は徐々に腫れが引いていきます。
いきみ等から生じる肛門皮下の静脈の血栓・凝血塊(血の固まり)や血腫(血が溜まってできたもの)で強い痛みを感じるようになります。
大きく痛みが強い場合は局所麻酔で5mmほど切開して中の血栓(血の塊)を取り除く手術が必要です。(5~10分の手技)
いぼ痔や切れ痔が治り、炎症の腫れが引いた後に肛門のまわりに皮膚のたるみやゆるみができた状態のことをいいます。これ自体、病気ではありませんので切除の必要はありません。
しかし、大きくて便を拭き取るときに邪魔になったり、擦れて痛みが出たり、肛門周囲に違和感が出ることもあり、この場合はご本人の希望により手術としています。
スキンタグは、肛門周囲の皮膚のたくれですが、大きいと手術の適応(本人希望)となります。
この場合、左図のような振り分け結紮術か輪ゴム結紮術で縛り、落ちるのを待ちます。通常2週間前後かかりますが、この方法が一番自然な形で治癒します。
痛みを感じる部分をしばりますので、肛門周囲に麻酔をします。
潰瘍性大腸炎(Ulcerative Colitis、以下UC)は、厚生労働省により特定疾患と認定されていますが、患者数は年々増加し現在8万人前後と言われています。
UCは、手術のタイミングを適確に判断しなければ「死に至る」疾患です。またUCは癌化するので、症状が落ち着いていても長期経過例(発症後10年以上)は注意が必要です。
以下のような疑問をお持ちの方は、一度当クリニックにご相談下さい。
●手術をどのタイミングで受ければよいか?
●どのような術式があるのかorいいのか?
●手術をした後の日常生活は、どのようになるのか?
●現実的な、入院日数はどれくらいなのか?
●手術をしてしまえば、医者通いしなくてよくなるのか?
だたし、説明には時間が必要ですので電話で診察予約をお願いします。
また、必要があれば兵庫医科大学・第2外科、あるいは下部消化管内科をご紹介させていただきます。
回腸嚢炎は、術後の長期予後を左右する代表的な晩期合併症のひとつです。
排便回数の増加、水様性下痢や粘血便、下腹部不快感、腹痛、発熱、全身倦怠感などの症状が出現した場合は、一度内視鏡による検査を受けたほうが良いでしょう。
また、長期間にわたる炎症後に異型上皮(前がん病変)や癌の発生の可能性も報告されており、内視鏡による定期的な検索が必要となります。
当クリニックで、回腸嚢炎の検査、治療を受けることができます。
■栄養療法
腸管を安静におくことで緩解状態に導入し、炎症が抑えられて改善がみられます。
食事制限が精神的に厳しい、重症例では長期の絶飲食が続く、緩解維持のために継続的に行わなければならない、成分栄養剤を摂取する必要があるデメリットの一方、食事を制限だけで症状の改善がみられることが多く、副作用がないメリットもあります。
■薬物療法
5-アミノサリチル酸製剤が用いられることが多く、栄養療法と併用されます。
持続的に成分が放出されるように製剤されているため上部から下部消化管の広域に有効です。
また、従来品の副作用の主因となっていた成分を含まないため副作用も少ないと言われています。
■手術療法
クローン病の手術の大原則は「できるだけ腸管切除をしない」ということです。
クローン病の患者様が複数回の手術をうける場合、その都度腸管を大量に切除→短腸症候群→自分の腸管での水分、栄養吸収が困難→在宅高カロリー輸液療法に(寝ている間に、高カロリーの点滴をする)という経過をたどってしまいます。
当クリニックでは検査画像、データをお持ちになっていただければ手術時期のアドバイスをさせていただきます。
従来大病院では手術を要しない整形外科疾患では、「診察をし、病名を付けておしまい」ということが多々ありました。
当クリニックでは診断は通過点とし、症状の緩和を目標といたします。
また痛みにもEBM(個々の臨床医のあやふやな経験や直感に頼らず、科学的に実証された根拠に基づいて最新の治療法を選択、実践する医療)に基づき診療いたします。西洋医学だけではなく東洋医学もその得意な所を取り入れ、そしてそれでも補えないところは細部にわたる日常生活指導やサプリメントの使用を織り交ぜていきます。また、電子カルテを取り入れできるだけ待ち時間を少なくしてまいります。
当クリニックのリラグゼーション・ボディーケアは「推拿」という「中国整体」を、「健光療術学院」(上海市体育医院公認のスクール)の研修を終了した専門施術師により施行しています。
受付で「ボディーケア希望」とお伝え下さい。リラグゼーション・ボディーケアが有効か診察させていただいた後の施術となります。