北名古屋市の名所・文化
現代につながる歴史の輝き
北名古屋市には歴史ある史跡・文化財がたくさんあります。江戸時代からの熊之庄流鏑馬行事、明治時代始めからの能田徳若万歳など、北名古屋市指定無形民俗文化財も、伝統の輝きを放っています。
国指定文化財
高田寺本堂
中世密教仏堂の遺構として貴重な本堂。入母屋造り・檜皮葺きの重厚なたたずまいを見せています。建築年代は鎌倉時代末期から室町時代中期とされています。
所在地 | 北名古屋市高田寺383 |
---|---|
関連サイト | 史跡・文化財|北名古屋市 |
木造薬師如来坐像(高田寺)
本尊の木造薬師如来坐像は平安時代、一説にはさらにさかのぼる時代の作とされ、厚手の衣が流れ動く表現が個性的。
所在地 | 北名古屋市高田寺383 |
---|---|
関連サイト | 史跡・文化財|北名古屋市 |
旧加藤家住宅
明治時代に建てられた主屋、土蔵などは平成11年に文化・歴史的価値が高いと評価され、国の登録有形文化財として登録を受けました。
所在地 | 北名古屋市六ツ師704番地1 |
---|---|
電話番号 | 0568-24-5337 |
関連サイト | 史跡・文化財|北名古屋市 |
市指定無形民俗文化財
能田徳若万歳
尾張地方に伝承される初春の祝福芸のひとつ。鎌倉時代に長母寺(名古屋市東区)の名僧、道暁(無住国師)に味鋺村(名古屋市北区)の徳若らが万歳歌を教わったのが起源とされています。以来代々伝承され、明治時代の初め頃に能田に伝わりました。
関連サイト | 史跡・文化財|北名古屋市 |
---|
六ツ師獅子舞
江戸時代末ごろから六ツ師に伝わる獅子舞。嫁獅子ともいわれ演目には、「さがりは」「おぬさ」「幣(ぬさ)の舞」「傘の舞」があり、保存会により伝承されています。
関連サイト | 史跡・文化財|北名古屋市 |
---|
熊之庄流鏑馬行事
古くからこの地に伝わる行事で、江戸時代の「尾張年中行事絵抄」「尾張名所図絵」などには別名「お手柄祭」と記されています。近年は5年ごと、秋の例祭に行われます。
関連サイト | 史跡・文化財|北名古屋市 |
---|
六ツ師神楽屋形・神楽ばやし
神楽屋形は古くから名古屋近郊の農村一帯にあり、それぞれの部落の什物として現存していますが、神楽本来の姿を残しているところは少なくなっています。
この神楽屋形とともに、神楽ばやしが伝わっており「道行き」「トヤイ」「高山」「釣り上げ」「四ツ」の5曲があります。
関連サイト | 史跡・文化財|北名古屋市 |
---|