湯浅町特集
[和歌山県]
和歌山県有田郡湯浅町は、紀伊半島の北西部に位置しています。
湯浅町のいいトコ!!
湯浅町で憩い・楽しむ
紀州湯浅のシロウオまつり
毎年春先に産卵のため広川を遡上してきたシロウオを四つ手網といわれる特殊な網で掬い取る漁法が行われており、紀州湯浅に春を告げる風物詩となっています。シロウオが堪能できる多様なイベントが開催されます。
湯浅まつり 花火大会
湯浅広港を舞台に開かれる夏の祭典です。大輪の打上げ花火やスターマインなど約2,000発の花火が夜空を豪華に彩ります。花火の前には「湯浅ぞめき」と呼ばれる盆踊りが披露され、祭りを賑やかに盛り上げます。
紀州湯浅のギョギョっとお魚まつり
湯浅湾は鯖や鯵など水産物の宝庫です。おいしい湯浅の水産物を県内外にPRするためのイベントで、地元のとれたてのお魚を使った料理が販売されて大人気です。歌や踊りの披露、湯浅の特産品の販売もあります。
湯浅町の名所・文化
顯國神社
湯浅宗重が当地に勧請した神社。湯浅の総鎮守として、地域の人々から「大宮さん」と親しまれています。江戸時代、房総に渡った当社の氏子たちが寄進した手水鉢が境内に伝わっています。
湯浅小学校講堂
「みんなが集まれる場所が欲しい」と、当時の児童らによる一銭貯金などが身を結び、昭和11年(1936)に完成しました。今も現役の学校施設として使用されています。
深専寺
奈良時代に創建された海雲院を起源とし、現在は熊野古道沿いの湯浅の中央部に所在するお寺。門前には、安政の地震・津波の教訓を後世に伝えるために人々が寄付して建てた「大地震津波心得の記碑」があります。
湯浅町の特産・名物
金山寺味噌
金山寺味噌は、舐め味噌の一種で、調味料として使用するのではなく、おかずとして食べる味噌です。元々は夏野菜を冬に食べるための保存食で、米・麦・大豆に瓜・茄子・生姜・紫蘇を混ぜ合わせ醸造したものです。
温州みかん
温州みかんの代表的ブランド「有田みかん」の本場 湯浅町、秋ともなれば周辺の山々が黄金色に染まる程生産されています。また、このほかにも温暖な気候を利用した多くの柑橘も栽培されています。
しらす
紀伊水道に面した湯浅湾は、古くから沿岸漁業が発達し、中でも太平洋を黒潮にのってやってくる鰯の稚魚を取る「しらす漁」が盛んです。
このしらすをすぐに大釜で茹で上げたのが「釜揚げしらす」、それをさらに天日干したのが「しらす干し」や「ちりめん」です。