美浜町特集
[和歌山県]
和歌山県のほぼ中央部、日高川河口右岸から海岸線に沿って展開する町で、北及び北西は日高町、東は御坊市に接し、南は黒潮おどる太平洋に、西は紀伊水道をへだて四国徳島をのぞむ瀬戸内海の南の入り口となっています。町面積の内標高100メートル以下の地域の占める割合が85パーセントと県下で一番高い数字を示し、三尾地区を除き、これらの地域は全て日高平野の一部からなっています。
美浜町のいいトコ!!
美浜町で憩い・楽しむ
煙樹ヶ浜
煙樹ヶ浜は、日高川河口から日ノ岬へ向かって弓なりに伸びる浜で、全長約4.5キロメートル、幅は最大約500メートルもの松林が続いています。これは初代紀州藩主徳川頼宣が塩害を防ぐために植えさせたもので、伐採が禁じられたため現在も当時の美しい姿をとどめており、町の自慢となっています。
ひまわり
町の花「ひまわり」は、平成6年に町制施行40周年記念事業として、公募により指定し、その後、毎年各種団体等の協力を得ながら植栽普及に取り組んだり、「ひまわり」を主題としたフォトキャンペーンを実施したりしています。ここ数年は、小規模ながらも町でひまわり畑を運営しています。
紀伊日ノ御埼灯台
紀伊半島の最西端に位置する白亜の大型灯台。ここからの紀伊水道は絶景で、海に沈む夕陽を眺めることができる風光明媚な場所。地元のNPO法人が毎月第3日曜日に一般公開をしています。
美浜町の名所・文化
御﨑神社とウバメガシ
御﨑神社は日高郡内で國の正史である「三代実録」に記載された唯一の社です。県の文化財に指定されている姥目の老樹は貞観元(859)年に現在地に遷座された際に植えられたものです。
和田祭
毎年10月第4日曜日に行われます。
簓(ささら)を持った王仁・和仁と獅子が鳴物なしで舞う獅子舞が有名です。また、子どもたちが奏でる笛や太鼓の囃子にのせて山車を曳き、賑わいます。
松原王子神社の社叢
松原王子神社の社叢は日高地方でもまれな天然林で、森林の変遷をよく見ることのできる貴重なものとして、和歌山県の指定文化財になっています。
美浜町の特産・名物
松とまと
松葉堆肥で育ったミニトマト。果肉が厚く、甘みが強く、既存の丸玉ミニトマトよりも約2倍多い抗酸化物質リコピンを含み、食味と機能的にたいへん優れているのが特徴です。生で食べてもおいしいですが、煮詰めてピューレにするなど、様々な料理にも使えます。
松きゅうり
松葉堆肥で育ったキュウリ。みずみずしく、ツヤがあり、シャキッとした歯ごたえが特徴です。サラダ、モロきゅう、マヨきゅうにして、生で味わうのもよし、お漬け物、酢の物などにして、ご飯のおかずとして味わうもよし。食事を彩ります。
しらす
10月~1月の秋から冬の旬のしらすは丸くぷっくりとしていて甘みがあり、ふわふわとした柔らかな食感です。このしらすを釜揚げし絶妙な塩加減に仕上げ、あつあつのご飯の上に乗せて食べる「しらす丼」は旬ならではの味わいです。絶品!