田辺市特集
[和歌山県]
田辺市は、平成17年5月1日に5つの市町村(田辺市・龍神村・中辺路町・大塔村・本宮町)が合併して新たに誕生しました。紀伊半島の南西側、和歌山県の南部に位置しており、総面積は1,026.91平方キロメートルで、和歌山県全域(4,724.68平方キロメートル)の2割を超える近畿最大の面積を有しています。
この地域は、神秘的で奥深い森林・渓谷、景観の良い海岸などの豊かな自然とそこから生み出される新鮮で豊富な海・山・川の幸に恵まれています。また、世界遺産に登録された熊野古道・熊野本宮大社に代表される歴史と文化、龍神温泉や湯の峰・川湯・渡瀬温泉をはじめとする温泉、自然を生かした加工業や観光産業の他、市街地には、商業・飲食業や金融・医療・文化・行政機関などが集積しています。
田辺市のいいトコ!!
田辺市で憩い・楽しむ
田辺扇ヶ浜
扇を広げたような砂浜からその名がついた扇ヶ浜は、地元の人たちも集う憩いの場。周辺の公園では、スケボーなどができるスペースや、田辺の歴史にまつわるスポットも。
湯の峰温泉
日本最古ともいわれ、熊野詣の湯垢離場(ゆごりば)として栄えた温泉地。風情漂う温泉街で世界遺産のつぼ湯を楽しめます。
道の駅「水の郷 日高川 龍游(りゅうゆう)」
地元ならではの龍神しいたけや龍神そばを使ったメニューが人気。地元木材を使った家具やアートを見学できる施設を併設。
所在地 | 龍神村福井511 |
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電話番号 | 0739-77-0380 |
田辺市の名所・文化
天神崎
田辺湾の北側に突き出た岬で、日和山(ひよりやま)を中心とする緑豊かな丘陵部と干潮時に顔を出す平らな岩礁で形成されています。陸の動植物と海の動植物が平たい岩礁をはさんで同居し、森・磯・海の三者が一体となって一つの生態系を作っており、市街地に近接しているにもかかわらず豊かな自然が残されているのが特徴です。また近年はSNS映えする景色が見られることでも話題になっています。
所在地 | 目良19-7 |
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熊野本宮大社
熊野速玉大社、熊野那智大社とともに全国に約4,700社ある熊野神社の総本宮。境内は凛とした空気が漂い、神門をくぐると檜皮葺(ひわだぶき)の荘厳な社殿が迎えてくれます。
元々は大斎原と呼ばれる中州にありましたが、明治22年の大水害により社殿の多くが流失し、被害を免れた上四社が現在地に移築されています。
所在地 | 本宮町本宮1110 |
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鬪雞(とうけい)神社
1600年以上の歴史を持つ。源平合戦の命運を分けた鶏合故事(とりあわせこじ)の舞台としても有名で、それが現在の社名の由来。2016年に世界遺産にも登録されました。
所在地 | 東陽1-1 |
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電話番号 | 0739-22-0155 |
田辺市の特産・名物
みかん
温州みかんをはじめ、ポンカン・デコポン・はっさく・清見オレンジ・ネーブル・三宝柑などの晩柑類まで、豊富な品種が栽培されており、ほぼ1年中様々な種類のみかんが収穫されています。
なんば焼(南蛮焼)
田辺市の代表的な名産の焼きかまぼこ。なんば焼きは蒸さずに焼いているので、その歯ごたえが特徴です。
紀州備長炭
全国的ブランド木炭「紀州備長炭」はウバメガシが原木で、世界でも例のない硬さと重さを持ち、安定した火力を長時間持続できる最高級の白炭です。