串本町特集
[和歌山県]
串本町は、紀伊山地を背に潮岬が雄大な太平洋に突き出した本州最南端の町です。太平洋に面し、東西に長く延びた海岸線はこの地方の特色であるリアス式海岸で、奇岩・怪石の雄大な自然美に恵まれ、吉野熊野国立公園の指定を受けています。
串本町のいいトコ!!
串本町で憩い・楽しむ
樫野埼灯台(かしのざき)
大島の東端、樫野の断崖に日本最古の石造り灯台が今も活躍しています。現在は自動点灯の無人灯台ですが、園地内には設計士であるイギリス人技師が持ち込んだと言われる水仙が今も群生しており、冬には可憐な花が咲き乱れ、あたりは甘い香りに包まれます。
(高さ10.20メートル、光度53万カンデラ、光達距離18.5海里)
所在地 | 樫野1006番地1 |
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本州最南端の火祭り
潮岬望楼の芝にて開催される芝焼き。約10万平方メートルの芝を焼き尽くす炎を撮影するために、毎年多くのアマチュアカメラマンが訪れます。
この行事には、枯れた芝を焼くことで害虫を駆除し新芽の育成を促すという目的があります。
ふるさとフェア古座
古座地区の名産品の販売、各種模擬店が出店し、子どもからお年寄りまで楽しめるイベントです。
串本町の名所・文化
橋杭岩(はしぐいいわ)
串本から大島に向かい、約850メートルの列を成して大小40余りの岩柱がそそり立っています。海の浸食により岩の硬い部分だけが残り、あたかも橋の杭だけが立っているように見えるこの奇岩には、その昔、弘法大師と天の邪鬼が賭けをして、一夜にして立てたという伝説も伝わっています。
所在地 | 鬮野川 |
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海金剛(うみこんごう)
朝鮮半島の名勝金剛山からその名をとった、鋭く切り立った岩礁に荒波が砕け散る迫力満点の景勝地。ピラミッド形や獅子頭のような巨岩が海面から突き出す様子には身がすくむほどの迫力と近寄りがたい神秘が感じられるはずです。昭和58年1月に朝日新聞社の「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれました。
所在地 | 樫野 |
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河内祭(御舟祭)
国の重要無形民俗文化財に指定されるこの祭りの一番の見どころは、絵巻物のように飾り立てた御船(みふね)と屋形船、櫂伝馬、獅子舞伝馬などからなる船団が川を上る水上パレードです。
例年、7月の第4日曜日が本祭り、その前日が宵宮となります。
串本町の特産・名物
カツオ
串本町は、カツオの「ケンケン漁」発祥の地で、鮮度も食感も抜群。串本のブランド「しょらさん鰹」というネーミングで全国に出荷されています。
なんたん蜜姫
温暖で水はけが良い串本の土地で育てられたサツマイモの中でも、果肉が鮮やかな黄色でしっとりとした食感を持ち、非常に甘いものを「なんたん蜜姫」としてブランド化しています。
キンカン
串本町のキンカンは、大きさ・品質ともに一級品。実も甘く食べる事ができます。抗菌作用のあるビタミンCが豊富です。