古座川町特集
[和歌山県]
古座川町は、和歌山県南東部に位置し、東西19.5キロメートル、南北21.7キロメートル、面積294.23平方キロメートルを有しています。町の最北にそびえる紀伊半島南部の最高峰、大塔山(標高1,121メートル)に源を発する古座川が町の中央を流れています。
古座川町のいいトコ!!
古座川町で憩い・楽しむ
明神の潜水橋(みょうじんのせんすいきょう)
高知県の四万十川「沈下橋」は全国的に有名ですが、古座川町明神地区にも同様の橋があり、増水時に水面下に隠れ、流木などによる橋の倒壊を少なくするように作られています。紀南地方で潜水橋が残っているのは富田川と古座川だけです。
虫喰岩(むしくいいわ)
池野山
池野山地内にある国指定の天然記念物。石英粗面岩の巨岩が風雨に浸食されて、虫に喰われたような無数の穴が岩全体に刻まれています。
牡丹岩(ぼたんいわ)
月野瀬
月野瀬地内にあり、岩肌が風化によって大小の穴で浮き彫りされ、その模様が牡丹の花に似ていることから名付けられました。
天柱岩(てんちゅうがん)
相瀬
古座川の間際から垂直にそびえ、まるで天まで届かんとする様は、雄大そのものです。
少女峰(しょうじょほう)
月野瀬
月野瀬地内に位置し、静かな川面に映る岩峰は圧巻です。駐車場が設けられており夏は川遊びに来る人で賑わいます。
植魚の滝(うえうおのたき)
大塔山
大塔山に源を発した古座川の上流にある水量豊かな滝で、断崖を落下する水は、途中の滝壷に落ちて淵となり、更に落下して二段の滝を形成しています。徒歩10分程度離れた場所にはハリオの滝もあります。
神水瀑(しんすいばく)
一雨
一雨地内にある柳小谷に懸かる落差15メートルの滝です。「神水爆」の看板から5分ほど歩いた先に観えてきます。
古座川町の名所・文化
光泉寺の大銀杏(こうせんじのおおいちょう)
三尾川地区にある光泉寺の境内には、推定樹齢400年の大銀杏があります。高さ約30メートル、幹回り6メートルの大きさを持ち、町の天然記念物に指定しています。
春には新緑の息吹を感じさせ、夏には紫外線をさえぎる木陰を提供し、秋には黄金色の葉のじゅうたんで大地を彩ってくれます。
瀧川寺の地蔵紅葉(りょうせんじのじぞうもみじ)
田川地区にある瀧川寺(りょうせんじ)境内に祀られている地蔵さまにちなみ、「地蔵紅葉」として地元住民に親しまれてきました。高さ10メートル、幹回り2.9メートル、樹齢200年以上の大紅葉です。2001年に町の天然記念物に指定し、大切にされています。