米子市特集
[鳥取県]
市の大半は平坦な地形で、東にある標高751.4メートルの孝霊山とそれに連なる大山の山すそ、また南部に標高100メートル程度の山が点在する程度です。その一帯には、大山や中国山地に源を発する日野川のほか、法勝寺川、佐陀川、宇田川などが流れ、日本海へと注いでいます。
米子市のいいトコ!!
米子市で憩い・楽しむ
皆生温泉海遊ビーチ
温泉街の目の前に広がる水質良好な海水浴場。夏には多くの海水浴客で賑わいます。
皆生温泉
2020年に開発100周年を迎えた皆生温泉は、「海に湯が湧く」と称され、海・砂浜・温泉街が一体となった温泉地。
「美肌の湯」としても名高く、霊峰大山(だいせん)や鳥取県西部、島根県東部の圏域観光に便利な宿泊拠点です。
夏の海水浴場、海上アスレチックをはじめとした海・砂浜のアクティビティや、サイクリングロード、冬には境港で獲れた松葉ガニが人気です。
白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコース
米子市・日野川河口から境港市・境夢みなとターミナルまでの約15.8キロメートルのコースです。
砂浜や松林の中を走り、海越しに大山を眺めることができる風光明媚なサイクリングコースで、傾斜もほとんどなくサイクリングを気軽にゆったりと楽しむことができます。
サイクリングの後は、皆生温泉で汗を流して、リフレッシュ!
米子市の名所・文化
上淀(かみよど)廃寺跡
飛鳥時代終わり頃に建てられた寺院跡です。
独特の伽藍配置をとり、金堂跡から法隆寺壁画と並ぶ我が国最古級の寺院壁画が出土しました。
石馬(いしうま)
本州で唯一の「石馬」は、古墳時代後期の石馬谷古墳に立てられたと推定されます。現在は天神垣(あめのかみがき)神社で保存されています。
米子城跡
米子城跡は天正19(1591)年、吉川広家により築城が開始されたと言われます。現在、城の建物は残っていませんが、天守台からは米子市街、中海、大山が一望できる絶景スポットとして知られています。
米子市の特産・名物
法勝寺焼(ほっしょうじやき)皆生窯(かいけがま)
江戸時代より受け継がれる法勝寺焼は、皆生海岸の白砂や日野川の砂鉄、さらには近郷の赤土などを、粘土や釉薬に混ぜ込んで焼く独特の陶器。しっくりと肌に馴染む温もりある風合いが色合いも形も表情豊かに作り手の心を映しています。
弓浜絣(ゆみはまがすり)
綿作りがさかんに行われていた弓ヶ浜半島周辺で江戸時代に始まった素朴で美しい紋様が特徴の伝統工芸です。
淀江傘(よどえがさ)
淀江傘の歴史は文政4(1821)年に倉吉屋周蔵が傘屋をひらいたことによるといわれています。かつては西日本有数の和傘の産地でもあり、日野川が運んだ砂が堆積した浜に数千本の傘を一度に干す風景も見られました。