国分寺市特集
[東京都]
国分寺市は、東京都の中心(重心)、いわゆる東京の「へそ」に位置し、東は小金井市、南は府中市と国立市、西は立川市、北は小平市に接しています。
大部分は武蔵野段丘上のほぼ平坦地です。段丘の南端は急激に下降して国分寺崖線(がいせん)をなし、立川段丘に連なります。この崖線のすぐ下を流れているのが野川です。崖は昔から「ハケ」と呼ばれ、ハケ下の各所から豊かな湧き水が野川に注いでいます。
国分寺市のいいトコ!!
国分寺市で憩い・楽しむ
真姿の池湧水群(ますがたのいけゆうすいぐん)
真姿の池をはじめとする国分寺崖線下の湧水群は、「お鷹の道」と合わせた環境の良さを評価され、「環境省選定名水百選」の一つとして選ばれています。また、東京都の指定名勝・東京の名湧水57選にも選定されています。
所在地 | 西元町1-13 |
---|
もみじ橋遊歩道(もみじばしゆうほどう)
野川に架かる橋がもみじ橋で、橋の欄干にもみじの模様を散りばめています。橋の近くには所々ベンチがあり、並木をなす散歩道として人気です。
所在地 | 東元町2-18 |
---|
黒鐘公園(くろがねこうえん)
武蔵国分尼寺跡(歴史公園)など近隣一帯に史跡がある公園です。桜の名所でもあり、遊具が豊富で子どもに人気のスポットです。
国分寺市の名所・文化
国分寺(こくぶんじ)
医王山最勝院国分寺は、真言宗豊山派の寺院です。境内には、万葉集で詠まれている植物を見ることができる万葉植物園や薬師堂などがあります。
旧本多家住宅 長屋門(きゅうほんだけじゅうたく ながやもん)
代々国分寺村の名主であった本多家の屋敷の入口に、表門と先代当主の隠居所を兼ねて、江戸時代末期に建築されました。保存修理工事を行い、2階は展示室となっています。
国分寺薬師堂(こくぶんじやくしどう)
国分寺境内にあり、建武2(1335)年に新田義貞の寄進により、僧寺金堂跡付近に建立されたものが、宝暦6(1756)年ごろに現在の場所に建て替えられました。
国分寺市の特産・名物
野菜
市内の野菜の農業産出額は3億9,600万円(令和2年)。ブロッコリー・里芋・とうもろこしの順に作付面積が広く、多種・多品目の野菜が生産されています。市内の直売所・スーパーでの販売や飲食店・学校給食でも使用されています。
出典=東京都農作物生産状況調査結果報告書(令和2年産)
植木
低木から高木まで、多種多様な植木を生産しています。国分寺のブランドである司シルエットなどが生産されています。
果樹・花
作付面積が最も多いブルーベリーやくり・柿などの果樹のほか、ポインセチアやシクラメンなどハウスでの花の生産も盛んです。