羽村市特集
[東京都]
羽村市は、東京都心から西へ約45キロメートルに位置し、多摩川周辺の自然や武蔵野の面影を残す雑木林などの緑につつまれ、住宅地と工業地域がバランス良く配置された都市です。
面積は、9.90平方キロメートル。市の西から南へ多摩川が流れ、江戸時代に開削された玉川上水の取入口のあるまちとして知られています。
平成3年11月1日に市制を施行し、人と自然、都市機能の調和した美しいまちづくりを進めています。
羽村市のいいトコ!!
羽村市で憩い・楽しむ
ヒノトントンZOO
(羽村市動物公園)
アットホームな雰囲気が魅力の動物公園です。飛び跳ねて歩く姿が独特なワオキツネザルや、後ろ足で立つポーズがかわいいミーアキャット、木登りをしているレッサーパンダなど、個性豊かな動物たちが皆様のご来園をお待ちしています。
園内では、飼育員さんがガイドしながら動物にエサやりができるツアーや動物の野生の姿が見られる屠体(とたい)給餌など、季節ごとのさまざまなイベントを行っています。
所在地 | 羽4122 |
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電話番号 | 042-579-4041 |
あさひ公園
園内にはコンビネーション遊具や鉄棒、砂場など遊具があります。春は、美しい桜を楽しめるのも魅力です。
所在地 | 神明台3-31 |
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プリモパークむさしの(武蔵野公園)
野球場やテニスコートがある公園。多目的広場には、大型の複合遊具や、3メートルの壁があり、クライマーの気分が味わえます。
所在地 | 栄町2-5 |
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羽村市の名所・文化
玉川上水・羽村堰
江戸の町の人口増加による、生活用水の不足に備えるため、承応2年(1653)、幕府の命により、関東郡代伊奈半十郎・半左衛門が監督し、玉川兄弟の請負いで開削されたといわれています。
多摩川の水を取り入れた上水路は、四谷大木戸まで約43キロメートルにわたって掘られました。さらに、この先は地下に埋められた石樋や木樋により、江戸城や武家、町家にも配水され、主に飲み水に利用されました。
まいまいず井戸
JR羽村駅の東口近くにある井戸です。武蔵野台地では水脈が地中深くを通っており、まっすぐ縦に掘る井戸掘り技術が発達していなかった昔には、このようにすり鉢状に掘り下げてから井戸を直接掘りました。
「まいまい」というのはカタツムリのことで、井戸へ降りる道の形が似ていることから、このように名づけられました。
阿蘇神社本殿
社伝によると推古天皇の時代に創建されたと伝えられる、市内でもっとも古い神社です。本殿は延宝4年(1676)造立で、江戸初期の神社建築として価値が高いものです。
阿蘇神社のシイ
樹齢800年とも1,000年ともいわれる古樹は、幹の周囲約6.2メートル、高さ約18メートルのブナ科シイ属の「スダジイ」という木です。平将門を討った藤原秀郷が植樹したという伝説があります。樹勢は大変旺盛です。
羽村市の特産・名物
酒はむら
多摩川最上流にある市内唯一の水田「根がらみ前水田」で収穫し、精米歩合60パーセントまで磨いたコシヒカリと、澄んだ冷たい地下水を汲み上げた羽村の水で醸造した日本酒。ほんのり甘口でフルーティー、羽村の水そのままにすっきりした飲み口が楽しめます。
桜サブレー
春になると、羽村堰周辺には約150本の桜が咲き誇り、市内外から多くの観光客が訪れます。花見のお土産としてピッタリな桜サブレーです。