美波町特集
[徳島県]
美波町は、平成18年3月31日、日和佐町と由岐町が合併して、誕生しました。
日和佐町と由岐町は昔から上灘と呼ばれており、徳島県の南東部に位置しています。北は阿南市、那賀町、西は牟岐町、海陽町に接し、南東は太平洋に臨み、暖かい黒潮の良好な漁場を有しています。海岸部は、海亀が産卵をする砂浜、陸けい島、離島、海食崖、海食窪、海食洞、多様な岩礁など、非常に変化に富んだ海岸線となっており、多くは「室戸阿南海岸国定公園」に指定され、風光明媚なリアス式海岸となっています。
美波町のいいトコ!!
美波町で憩い・楽しむ
大浜海岸
アカウミガメの産卵地として名高く、「大浜海岸のウミガメおよびその産卵地」として、日本で初めて国の天然記念物に指定されました。また日本の渚百選、四国のみずべ八十八カ所にも選ばれています。
南阿波サンライン
美波町と牟岐町を結ぶ延長17キロメートルの観光道路です。4ヶ所の展望台からは、美しい海岸線と雄大な太平洋の景観が満喫できます。また、平成25年3月には日本風景街道に登録されました。
桜街道
3月下旬から4月上旬にかけて、阿部街道には、約1,000本の桜が咲き誇り、別名「桜街道」と呼ばれています。4月上旬には桜街道・夢マラソンが開催されています。
美波町の名所・文化
薬王寺
四国88カ所霊場第23番札所であり、年間約80万人の参拝者が訪れます。726年に行基菩薩が聖武天皇の勅願を受けて建立、その後815年、弘法大師42歳の時、平城上皇の勅命をうけ、厄除けを誓願して刻まれた厄除薬師如来をご本尊として安置している、四国霊場で唯一のお寺です。地元の方からは「おやくっさん」と親しまれています。
日和佐城
元々山城だったと考えられる城山の山頂には、1978年に建てられた白亜の天守閣がそびえています。
満石神社
地元の方から「ごんげんさん」と親しまれるこの神社は、イボ神様の別名で知られており、境内から湧き出る霊水は、皮膚病に効能があると伝えられています。現在も県内はもとより、遠くは阪神・九州方面からも、この霊水を求めて訪れる人がいます。
美波町の特産・名物
伊勢エビ
肉の甘みと身の締まりに定評がある徳島県産の伊勢エビ。漁が盛況となる10月には、伊勢エビまつりが由岐地区で開催されます。
アワビ
刺身で良し、寿司に良し、海賊焼きにも良し。スライスしてからバター焼きにするのもおすすめです。黒潮の恵みをとじこめたアワビは、コリコリとした独特の食感でコラーゲンも豊富です。
アオリイカ
徳島県南のアオリイカは、筋肉質に富み、透明感があり美しく美味しいことから人気があり、イカの王様と呼ばれています。アオリイカは、「極めて強い甘みと、モチモチ食感」が魅力の食材です。