美郷町特集
[島根県]
平成16年10月1日に旧邑智町と旧大和村の合併により誕生した美郷町。島根県のほぼ中央部に位置し、町内を中国地方随一の江の川が大きく蛇行しながら貫流しています。美郷町の総面積は282.92平方キロメートルで、島根県の総面積6,707.294平方キロメートルの4.2パーセントにあたります。
江の川の沿岸部及びその支流に沿って浸食された急峻で起伏に富んだ地形が多く、総面積の大半を山林が占めており、その谷間や氾濫原に集落が形成されています。
自然に囲まれ、心豊かな生活を送っています。
美郷町のいいトコ!!
美郷町で憩い・楽しむ
カヌーの里おおち
美郷町の雄大な自然を体感するならやっぱり江の川。江の川での代表的な遊びといえばカヌー体験。雄大なフィールドで子どもたちも成長しています。カヌーの里おおちではカヌーのレンタルなどを行っているので初心者でも安心して挑戦できます。世界の珍しいカヌーが展示された博物館、カナディアンカヌーなどの大きな木工品からカービングなどの小さなクラフト作品が製作できる体験工房やオートキャンプ場やトレーラーハウスなどもあり、家族みんなでアウトドアライフを楽しめます。
桜
町内各所で桜を楽しむことができます。ふるさとおおち伝承館には樹齢約120年の前川桜があります。道に大きくしだれた枝は、桜のシャワーを降らせます。旧JR三江線潮駅周辺の桜並木や島根県の指定天然記念物となった花の谷のエドヒガンザクラや、(浜原)妙用寺の樹齢約500年のミョウヨウジザクラなど桜を楽しめるスポットがあります。
遊・湯ランド潮村「バカンスハウス」
江の川を一望する高台に建てられた北欧風のコテージが特徴の宿泊施設です。裏手には澄んだ水の流れる親水公園や水のすべり台があり、夏には子どもたちの遊び場になっています。潮温泉からも近く、家族連れの滞在に適しています。
蟠龍峡公園
美しい滝を見ながら遊歩道を歩き、水と緑を楽しむことができます。マイナスイオンをたっぷり浴び、自然を満喫できるスポットです。
美郷町の名所・文化
伝統芸能と光の祭典
毎年10月に行われる松尾山八幡宮例大祭に合わせ開催されます。
3000本を超える竹灯籠やキャンドルの幽玄な灯りに包まれ鑑賞する神楽はとても幻想的です。
石見神楽
神楽はもともと収穫期に自然や神への感謝をあらわす神事として古くから受け継がれてきました。都神楽団、千原神楽団、忍原地頭所神楽団、乙原舞子連中、都賀西神楽保存会、都賀西子ども神楽の6団体があり、祭りやイベントへの出演など町内外で広く活躍しています。美郷町では町の無形文化財の認定など、神楽の保存・伝承に力を注いでいます。
ふるさとおおち伝承館
先人たちが使用してきた農機具や家具などを展示しています。生活に密着した文化に触れることができます。建物は文政10年(1827)に建設された井戸谷村(現飯南町井戸谷)の前川家住宅が明治18年(1885)に移築されたものです。
楽打ち・シャギリ
華やかな衣装をまとった打ち子が威勢のよい太鼓と笛で豊作を祝う神事です。伝統行事として古くから大切に守られてきました。地域によって「シャギリ」「楽打ち」などと呼ばれています。
美郷町の特産・名物
山くじら
イノシシの肉は、ロース、バラ、モモ、ミンチのスライス肉やブロック肉、枝肉など飲食業から個人消費者まで幅広いニーズや用途にお応えした精肉を全国にお届けしています。惣菜・加工品では佃煮やコロッケ、ジビエ缶詰や、山くじら弁当などがあります。食品以外の一押しは、当町に訪れないと手に入らないイノシシのなめし皮を使った手縫いの皮革製品です。一番人気の名刺入れや何種類ものペンケース、財布、キーホルダーなど環境に優しい日本皮革産業連合会認定のエコレザーを使用しています。どれも商品を通じて山くじらの郷の暮らしが伝わってきます。