神川町特集
[埼玉県]
埼玉県の北西部に位置する神川町は、平成18年1月1日に旧神川町と旧神泉村が合併して誕生しました。南部に山、西部に川、北部には平野が広がり、北は上里町、東は本庄市、南は秩父市と皆野町、西は神流川を挟んで群馬県藤岡市と接しています。北部には神流川の形成した豊かな扇状地が広がり、有史以前から開けた土地です。
神川町のいいトコ!!
神川町で憩い・楽しむ
三波石峡
神流川にかかる登仙橋から下久保ダム付近までにわたる範囲は、国の名勝・天然記念物に指定されている美しい渓谷です。渓谷に点在する岩には「阿弥陀石」などの名前が付けられていて、古くから親しまれてきました。
城峯(じょうみね)公園
城峯公園の冬桜は、10月中旬から12月上旬にかけて咲く「十月桜」と呼ばれる珍しい桜です。薄紅色の小さな八重の花と紅葉したモミジが見られます。最盛期にはライトアップが行われ幻想的です。
秩父瀬神流パーク
道のオアシス神泉から神流川岸へ降りたところにある秩父瀬神流パーク。 春には周辺の桜や花々、夏には新緑と川のせせらぎ、秋冬には冬桜と1年を通して自然が楽しめるバーベキュー場です。
電話番号 | 0274-52-3332(道のオアシス神泉) |
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神川町の名所・文化
金鑽神社(かなさなじんじゃ)
日本武尊が東征の際に創建したと伝えられ、拝殿の奥にある御室ヶ嶽一帯をご神体として祀っています。本殿が無く、拝殿のみという全国でも珍しい構造です。こうした、古い祭祀形態をとどめている神社は、長野県の諏訪大社と奈良県の大神神社、合わせて3社だけと言われています。
大光普照寺(だいこうふしょうじ)(金鑚大師)
飛鳥時代に聖徳太子の創建、舒明(じょめい)天皇の勅願(ちょくがん)寺と伝えられています。安産や子育て、厄除けとして信仰を集め、正月には初詣客で賑わいます。
御嶽(みたけ)の鏡岩
岩断層活動のすべり面で、摩擦によって表面が鏡のように磨かれています。岩質は赤鉄石英片岩で、岩面の大きさや、断層の方向が分かっていることから地質学的に貴重な露頭となっています。
城峯神社(じょうみね)
神山の中腹に社殿、頂上に奥宮が祀られています。日本武尊が東征の際、風光明媚な神山に登り、矢を納めて大山祇命を祀ったと伝えられています。矢納の地名はこれに由来すると言われています。
神川町の特産・名物
神川の梨
明治時代から栽培が行われており、埼玉県で最も伝統ある梨の産地です。毎年8月上旬から9月下旬、町内の国道や県道沿いにずらりと並ぶ梨の直売所は、季節の風物詩です。
クジャクソウ
町を代表する特産物。正式名称は「宿根(しゅっこん)アスター」。キク科の植物で、パーティーのテーブルを飾る花や贈り物の花束などに使われています。