小川町特集
[埼玉県]
小川町は埼玉県のほぼ中央に位置します。中心地は周囲を外秩父の山々に囲まれた小川盆地で、中央には荒川の支流、槻川が流れています。これらの河川と小川盆地によって低地や台地が形成され、低地を中心に市街地や豊かな田畑が広がっています。
小川町のいいトコ!!
小川町で憩い・楽しむ
小川町七夕まつり
昭和24(1949)年から行われている町を代表するイベントです。和紙を使った色とりどりの『竹飾り』、『屋台の引き回し』、『七夕おどり』などをはじめ、さまざまなイベントが各所で行われます。
カタクリとニリンソウの里
西光寺から柳町橋を結ぶハイキングコース沿いにあるカタクリの一大群生地。小川町の里山風景を取り戻そうと地域住民が保護活動を始めたことにより、よみがえりました。
所在地 | 大字下里地内 |
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仙元山見晴らしの丘公園
仙元山の中腹にある自然を生かした公園。小川町を眼下に見下ろして滑る全長203メートルのローラーすべり台が人気です。展望台からは小川町だけでなく、近隣の街や北関東の山々まで見渡せます。
所在地 | 大字小川1442 |
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電話番号 | 0493-73-1000(公園管理事務所) |
小川町の名所・文化
二葉本店
江戸無血開城の立役者・山岡鉄舟ゆかりの料亭です。国の登録有形文化財である割烹旅館二葉の本館と離れは、昭和8(1933)年に建築されたものです。
所在地 | 大字大塚32 |
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電話番号 | 0493-72-0038 |
下里・青山板碑製作遺跡
鎌倉時代から戦国時代の板碑製作遺跡です。ここで石を切り出し、板碑の形に加工され、大量に生産されました。また、板碑に象徴される中世の精神文化を知るうえでも重要な遺跡です。
所在地 | 大字下里地内 |
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穴八幡古墳
八幡神社の南側にある県内最大級の方墳。古墳時代後期(7世紀後半ごろ)のものです。緑泥石片岩の一枚石を使用した石室を持ち、その構造や石組み技術を知ることができます。
所在地 | 大字増尾63-1 |
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小川町の特産・名物
小川裏絹
奈良時代初期に高句麗人により絹織り技術が伝えられたのがはじまりといわれる小川裏絹。古くは武蔵絹として栄え、3枚の武蔵絹が正倉院宝物殿に保存されています。
鬼瓦
鬼瓦は屋根の棟端に据えられる魔除けの装飾瓦で、屋根の上で家を守ります。鬼瓦を造る職人は「鬼板師」と呼ばれ、現在全国に100人ほど。小川町には、鬼瓦工房があり、鬼瓦の製造工程の見学や鬼板師立会いで鬼瓦を造るワークショップを行っています。
日本酒
小川町は秩父山系を源とする良質の水と酒造りに適した気候のため、古くから関東灘の異名を持った名醸地でした。現在も町内に3軒の造り酒屋があり、酒蔵見学が可能です。ぜひお立ち寄りください。