上里町特集
[埼玉県]
上里町は、広さ南北5.5キロメートル、東西6.0キロメートル、総面積約29. 18平方キロメートル。埼玉県最北端で東京都から85キロメートル圏内に位置し、烏川、神流川の2大河川を境にして群馬県と隣接しています。
寒暖の差は少ないですが、冬から春先にかけては冷たく乾燥した西北西や北西の風が強いため、散在する農家は北西側に屋敷林を設け風を防いでいます。
上里町のいいトコ!!
上里町で憩い・楽しむ
このはなパーク上里
上里町は東西に関越自動車道が横断しています。関越自動車道「上里サービスエリア(以下、上里SA)」は埼玉県の北の玄関口として、1日約2万人に利用される、全国的にも利用者数の多いサービスエリアです。
また、平成27年には上里スマートインターチェンジ(以下、上里スマートIC)が開通し、ますます便利になりました。
今、町ではこの上里SA周辺地区を町の中心的な観光拠点とし、より多くの「人・もの・仕事が充実する広域交流拠点」として、さまざまな整備を進めています。
かみさとふれあいまつり
毎年11月に町商工会と埼玉ひびきの農協と共催で開催され、出演者、来場者がともに一体となり盛り上がります。
みちくさの道(ほたるの里)
平成8年御陣場川の廃川敷を利用し、みちくさの道として整備されました。小川には清流が流れ、7月には「ほたる」が飛び交います。周辺には枝垂れ桜などが植栽され、住民のいこいの場として人気を呼んでいます。
上里町の名所・文化
東大御堂八十八夜会
昭和36年に途絶えた祭りを復活させた八十八夜会は、毎年5月3日、東大御堂の浅間神社で開催。昔の伝統芸能をもとに名目も演舞会となり、素人演技が好評で多くの見物客でにぎわいます。
高野谷戸遺跡
令和2年に新たに発掘調査された遺跡です。古墳時代の住居跡が30軒以上発見されました。写真は、発見された住居跡のうちの1軒です。
浅間山古墳
大字神保原町に所在します。古墳時代が終わる7世紀(1,400年前)ごろに作られた古墳です。
上里町の特産・名物
上里梨
上里町では肥沃な土壌を活かして多くの農産物が生産されています。
中でも上里町の梨栽培の歴史は古く、江戸時代後期から始まり、県内でも有数のおいしい梨の産地となっています。
梨栽培農家が丹精込めて育てた甘くてみずみずしい上里町の梨は、多くの人に愛されています。
種子小麦
町マスコットキャラクター「こむぎっち」のモチーフにもなっている「種子小麦」は、上里町の名産品です。平成25年産から、「さとのそら」が主要品種として栽培されています。穂の背丈が低く倒れにくいため、収穫量が多いことが特徴です。
トマト
大玉からミニトマトまで、さまざまな品種が栽培されています。