行田市特集
[埼玉県]
埼玉県行田市は、国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」が出土した稲荷山古墳をはじめ、日本最大級の円墳である丸墓山古墳など、9基の大型古墳が群集する「埼玉古墳群」を有し、埼玉県名発祥の地として知られています。
また、市内には永い眠りから目覚め開花した行田蓮(古代蓮)など42種類約12万株の蓮の花が咲く「古代蓮の里」、江戸時代の忍藩十万石の歴史を今に伝える「忍城址」、足袋の産地を物語る「足袋蔵」が点在する風情あるまち並みなど、豊かな自然と歴史が息づくまちです。
行田市のいいトコ!!
行田市で憩い・楽しむ
水城公園
昭和39年(1964)開園した歴史ある公園です。かつての忍城の外堀跡を利用し、中国庭園の手法を取り入れた公園として整備されています。
園内では、浮き釣りを楽しむことができる「しのぶ池」や、ホテイアオイが池一面に広がる「あおいの池」などがあります。
観光物産館「ぶらっと♪ぎょうだ」
市内特産品の販売や観光情報、公共施設や宿泊施設などの案内を行っています。
また、観光案内パンフレットも多数用意しています。
電話番号 | 048-554-1036 |
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古代蓮の里
42種類約12万株の花蓮の神秘的な美しさを満喫できる人気の高いスポットです。園内には古代蓮会館や、水生植物園、水鳥の池、牡丹園やお花見広場などがあり、冬にはイルミネーションが輝きます。
行田市の名所・文化
忍城
忍城は、文明年間(1469~86)の初めごろに築城され、石田三成の水攻めにも耐え、「浮き城」としても知られている名城です。また、映画やドラマのロケ地としても多くの人々を魅了し、賑わいを見せています。
丸墓山古墳
直径105メートル、高さ17.2メートルの円墳。豊臣秀吉が天下統一を進め石田三成が忍城を水攻めする際、頂上に陣を張ったといわれています。
所在地 | 埼玉4834 |
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電話番号 | 048-559-1111 |
忠次郎蔵
足袋原料問屋だった小川忠次郎商店の土蔵造りの店舗併用住宅です。国登録有形文化財に登録されており、現在は手打ちそば店として再活用されています。蕎麦打ち教室も開催しており人気です。
所在地 | 忍1-4-6 |
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電話番号 | 048-556-9988 |
行田市の特産・名物
行田在来青大豆
「行田在来青大豆」は、古くから行田地域のあぜ道などで栽培されていた大豆の在来種で、通常の大豆より青みがかっているのが特徴です。この在来種である大豆は「倒れやすい」「収穫しづらい」と、栽培しづらいことから昭和50年代にはほとんど姿を消してしまいましたが、近年、行田在来青大豆商品が高く評価され、行田市内の農家などで再び栽培されるようになりました。
フライ
小麦粉を水で溶き、鉄板の上で薄く焼きながら、ネギ、肉、卵などの具を入れ、ソースやしょうゆだれを付けて食べるお好み焼きのようなものです。古くから小麦の産地だった行田市では、もともと農家で手軽に食べられるおやつのようなものだったそうです。
ゼリーフライ
日露戦争時、中国から伝わった「野菜まんじゅう」がルーツで、ジャガイモとネギなどにおからが入っている衣のないコロッケです。また、名前の由来は、小判形であることから「銭フライ」と呼ばれていたものが、「銭」がなまってつけられたといわれています。