吉野ヶ里町特集
[佐賀県]
吉野ヶ里町は、佐賀県の東部に位置し、東は三養基郡、北は脊振山地を隔てて福岡市、南と西は神埼市と隣接しています。
地形は、田手川の源流部や成富兵庫茂安の偉業である蛤水道を有する脊振山地からなる北部の山間地域と、同河川が潤す肥沃な平野からなる南部の穀倉地帯とに分別される、縦に細長い形を成しています。
気候は比較的温暖多雨ですが、冬季には山間部で路面凍結や積雪を見るなど、四季の変化がはっきりした地域です。
吉野ヶ里町のいいトコ!!
吉野ヶ里町で憩い・楽しむ
フォレストアドベンチャー・吉野ヶ里
フォレストアドベンチャーとは、自然の立木の地上2メートル~15メートルの位置に設置されたプラットフォームと呼ばれる足場に登り、別の木に空中散歩を楽しみながら移動していき、地上へジップスライドで一気に滑り降りるという、スリルと爽快感、そして達成感が味わえるアドベンチャースポーツです。
吉野ヶ里歴史公園
吉野ヶ里歴史公園には、物見やぐら、竪穴住居、高床倉庫等が復元され、弥生時代の雰囲気を体験できる空間となっており、園内は広大な敷地を4つのゾーンに分かれています。その中の一つ「古代の原ゾーン」では、広大な芝生の中に物見櫓風の大型遊具などがあり、体を動かして楽しむことができます。
所在地 | 田手1843 |
---|---|
電話番号 | 0952-55-9333 |
蛤岳山頂
蛤岳は標高862.8メートル。九州自然歩道の一部で、花崗岩が雄岩と雌岩とに分かれた珍しい巨岩「蛤岩」があり、蛤に似ていることから「蛤岳」と呼ばれています。また山頂からは佐賀平野と有明海が一望でき、晴れた日には遠く雲仙の山々も見渡せます。
吉野ヶ里町の名所・文化
吉野ヶ里遺跡
今やその名を全国に知らしめた吉野ヶ里遺跡は、昭和61年からの文化財発掘調査によりその姿をあらわしました。日本一の規模を持つ弥生時代の環壕集落をはじめ、墳丘墓、物見やぐら跡など歴史上重要な発見が行われ、それまで多くのベールに包まれていた弥生時代の人々のくらしが次第に明らかになったのです。吉野ヶ里遺跡は、3世紀ごろの中国の歴史書「魏志倭人伝」に書かれている邪馬台国の情景にたいへん似ていることから、邪馬台国九州説があらためて浮上し全国から注目を集めています。
物見やぐら
「魏志倭人伝」に記された楼観(ろうかん)跡と推定される、弥生時代の見張り台。吉野ヶ里遺跡は小さな集落・ムラを統括していた中核集落・クニと推測されており、物見やぐらで侵略者を監視していました。
下石動天満宮
学問の神様、菅原道真公を祀った由緒ある天満宮で菅原道真の子孫が建立したと伝えられています。境内には、肥前鳥居や楠木の大木が歴史をしのばせます。25年に一度、大祭が行われます。
吉野ヶ里町の特産・名物
脊振ジビエ
脊振の自然豊かな山々でドングリなどを食べて育った、くさみのない天然の猪肉。豚などと比べて脂身がしつこくなく旨みがあるのが特徴です。
アスパラガス
吉野ヶ里町三田川地区を中心に栽培されています。1月~10月頃にかけ収穫されます。
イチゴ
味には定評のある町を代表する農作物。促成栽培で丹精込めて作られています。