武雄市特集
[佐賀県]
本市は、佐賀県の西部にある人口約50,000人の温泉都市で、平成18年3月1日に旧武雄市・山内町・北方町の1市2町が合併し誕生しました。
大部分が山地で山林面積は50パーセントを占め、松浦川と六角川の源流を持ち、武雄盆地内を武雄川・高橋川などの小流が六角川に注いでいます。市の中心部には、舟の形をしたシンボル的な山「御船山」、西部には谷を挟んで向きあう雌岩・雄岩、「21世紀に残したい日本の自然百選」にも選ばれた「黒髪山」、樹齢3,000年を越える3本の大楠があります。黒髪山や杵島山、八幡岳などの雄大な山々に囲まれた盆地型地形のため、内陸的な気候を呈しています。
武雄市のいいトコ!!
武雄市で憩い・楽しむ
武雄温泉保養村
武雄市街地南部に広がる保養村(敷地面積100ヘクタール)には、5つの宿泊施設と緑の芝生が広がる公園があります。春は池の内湖周辺で桜の花見、初夏には《せせらぎプロムナード》でホタルの乱舞を、《蛍池》ではバードウォッチングが楽しめます。
所在地 | 武雄市武雄町大字永島 |
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武雄温泉
1300年も前から知られた古湯で、古くは神功皇后も入浴されたという伝説があります。
また、文禄・慶長の役の際、豊臣秀吉が示した入湯心得の古文書が保存されているのをはじめ、伊達政宗や宮本武蔵、シーボルト、伊能忠敬などの入湯記録や伝説も残っています。
御船山楽園
御船山山麓にある武雄領主鍋島茂義の別邸跡(造園は1845年)で、15万坪もの広さを持つ大庭園は、平成22年2月に国登録記念物に登録されました。
所在地 | 武雄町大字武雄4100 |
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武雄市の名所・文化
武雄温泉楼門
東京駅を設計した辰野金吾博士が設計に関与しており、大正4(1915)年に完成しました。武雄温泉のシンボルとして、観光客だけでなく広く市民にも親しまれています。
武雄温泉新館
平成12年の夏から復原工事が開始され、平成15年3月に武雄温泉新館として、大正初期に建てられた当時の華麗な姿が蘇りました。大正天皇のために造られた幻の浴室を見学することができます。
武雄市の特産・名物
竹細工
西川登町の竹細工業は、伝統的には農具として使われていましたが、近年では、装飾品や生活用品としても好まれています。竹の質感から生まれる素朴で懐かしい風合いが多くの人に愛されています。
ちんげん菜
栄養価も高く、シャキシャキとした歯ごたえで、武雄市産のものは色合いが良く柔らかいと好評です。
レモングラス
平成19年より耕作放棄地や遊休農地を利用して栽培が始められました。農薬や化学肥料を一切使用しない栽培で、人々や自然環境に配慮しています。
いのしし肉
農作物被害の対策として捕獲したイノシシを有効活用しています。良質のたんぱく質や、新陳代謝を促すビタミンB群も多く含まれています。