小城市特集
[佐賀県]
小城市は、佐賀県のほぼ中央にあり、佐賀平野の西端、県庁所在地・佐賀市に隣接している地域です。佐賀市の西方約10キロ、車で20分の位置にあり、福岡市へ約70キロ、長崎市へ約100キロの距離にあります。
地勢的には、北部に天山山系がそびえ、中央部は肥沃な佐賀平野が開けています。また、南部には農業用排水路のクリーク地帯が縦横に広がり、日本一の干潟・有明海に面しています。天山山系に源を発し流れ下る祇園川、晴気川、牛津川は、扇状地を形成し、佐賀平野を潤し、嘉瀬川および六角川に合流して有明海へと注いでいます。
小城市のいいトコ!!
小城市で憩い・楽しむ
山辺(やまのべ)の道
中世の千葉氏(千葉城跡)と、近世の鍋島氏(祥光山星巌寺)とを結ぶ歴史の道です。歴史の豊かさを“足”で、“肌”で感じることができます。全長(片道)2.2キロメートル。
所在地 | 小城町畑田~松尾 |
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清水の滝
全国名水百選の一つ清水川の上流にある滝で、高さ75メートル、幅13メートルの清流が垂直に流れ落ちます。別名「珠簾(たますだれ)の滝」とも呼ばれ、滝の周辺には名水にさらした鯉料理店が軒を連ねています。夏季には避暑に訪れる人でにぎわい小城の奥座敷として評判をよんでいます。
所在地 | 小城町松尾字清水 |
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小城公園
小城藩初代藩主鍋島元茂から2代藩主直能によって作られた名庭園。春には、約3000本の桜が一斉に花開き、「さくら名所百選」に選ばれている。3月下旬から4月上旬には県内はもちろんのこと県外からも多くの観光客が訪れます。また、花見期間中はぼんぼりでライトアップされ、夜桜を楽しむことができます。
所在地 | 小城町185 |
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小城市の名所・文化
広巌山常福寺
砥川石工集団の拠点であった谷集落を見下ろす山麓に開かれています。平安時代初期に弘法大師によって創建されたと伝えられます。本尊の薬師如来坐像と帝釈天立像はいずれも平安時代中期頃の作と推定され、ともに国指定の重要文化財です。
所在地 | 牛津町上砥川3696 |
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梧竹観音堂
近代書道の基礎を築いた書聖中林梧竹が建てた観音堂で、今でも書をたしなむ人たちの間では梧竹の遺品や終えんの地を偲んで多数の人々が訪れます。
所在地 | 三日月町金田1140 |
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龍王山勝妙寺
650年前に日厳上人が開山した日蓮宗の名刹です。「葉隠」の口述人山本常朝の本家中野家歴代の墓所や市の重要文化財に指定されている鐘(肥前新鐘)、日蓮や中山法華経寺歴代貫首の筆による曼荼羅本尊があります。山門の書は書聖中林梧竹によるものです。
所在地 | 三日月町織島3415 |
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小城市の特産・名物
小城羊羹
小城といえば、やはり小城羊羹。清らかな水と厳選された豆をじっくり時間と手間をかけて生まれた絶品です。伝統と豊かな自然に育まれたこの絶妙な味覚。一口に羊羹と言っても、市内に約20軒もの羊羹のお店があり、その1軒1軒に独自の味があります。
鯉料理
天山山系の清冽な流れの中で育った鯉は、引き締まった身と、川魚特有の臭みのない、さっぱりとした稀なる一品です。
鯉は、中国では昔から万病に効くといわれ、薬膳料理として食されてきました。
夏には清水の滝とともに、遠方から訪れる多くの観光客で賑わいます。
電話番号 | 小城市観光協会 0952-72-7423 |
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日本酒
小城は清水の滝に代表される清冽な水と、どこまでも広がる稲田、そして秀峰天山から吹き降ろす肌を刺す寒気、このような環境に恵まれ古くから日本酒の産地でもあります。