唐津市特集
[佐賀県]
唐津市は、佐賀県の北部地域に位置し、古くから大陸との交易の拠点として繁栄してきました。
明治22年4月1日の市町村制施行時の19町村が、その後数回の町村合併を経て、昭和41年以降、唐津市、浜玉町、厳木町、相知町、北波多村、肥前町、鎮西町、呼子町、七山村の1市6町2村で行政を担ってきました。平成の大合併により、平成17年1月1日に8市町村が合併し、新「唐津市」が誕生。さらに平成18年1月1日、七山村を編入し、現在の唐津市となっています。
唐津市のいいトコ!!
唐津市で憩い・楽しむ
唐津くんち
唐津神社の秋季例大祭で、一番古い曳山は200年前に製作されています。和紙の上に漆・金箔で仕上げて造られた豪華絢爛な14台の巨大な曳山が、笛・太鼓・鐘の囃子と曳子達の掛け声とともに旧城下町を巡行します。昭和55年には国の重要無形民俗文化財に指定、平成28年にはユネスコ無形文化遺産に登録。唐津のまちが一番盛り上がる祭りです。ちなみに“くんち”は「供日」とも書き、収穫感謝の意が込められています。
所在地 | 唐津市南城内(唐津神社周辺) |
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唐津やきもん祭り
「食と器の縁結び」をテーマに唐津焼作家と飲食店とのコラボ企画をはじめとした「作り手八分、使い手二分」を体感できるイベントが多数行われています。
所在地 | 中央商店街を中心に開催 |
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九州花火大会
仕掛け花火、打ち上げ花火など約6000発の花火が夜空染める、唐津の夏の風物詩です。
所在地 | 唐津・西の浜 |
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唐津市の名所・文化
旧唐津銀行
明治45年竣工。日本の近代洋風健築の 遺産として貴重な価値を持つ旧唐津銀行。唐津が生んだ明治建築界の巨匠、辰野金吾が監修しました。2019年に辰野金吾没後100年を迎え、その時に、別称「辰野金吾記念資料館」が付けられました。
所在地 | 本町1513-15 |
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唐津城
唐津城は、豊臣秀吉の家臣である“寺沢志摩守広高”が慶長7年(1602年)から7年の歳月を費やして完成させました。唐津城の東西に広がる松原が両翼を広げているように見えることから、別名「舞鶴城」とも呼ばれています。高台に建つ天守閣の最上階からは市街を一望することもできます。
所在地 | 東城内8-1 |
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唐津神社
奈良時代に建てられたという古い社で、白い鳥居が印象的です。唐津の最大のお祭りである「唐津くんち」は同神社の秋季例大祭です。
所在地 | 南城内3-13 |
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唐津市の特産・名物
イカの活き造り
イカ漁は網を使わない一本釣りが主流で、傷つけないよう一杯ずつ丁寧に引き揚げられます。透明でとろけるような甘みたっぷりのイカは、目と舌の両方を楽しませてくれます。
唐津Qサバ
唐津市と九州大学が進めていた共同研究によりマサバの完全養殖が成功し、「唐津Qサバ」の愛称が付けられました。生臭さが少なく、安定した脂ののり、安全な品質が特徴です。現在、イカに続く唐津市の名物として人気沸騰中です。
佐賀牛
穏やかな気候や澄んだ空気、肥沃な土地で育った佐賀牛は、柔らかな肉質とコクのある甘みが特徴です。JAグループ佐賀管内の肥育農家で飼育される黒毛和牛のうち、厳しい基準を満たしたものだけに呼称が許され、全国でも最高級の品質を誇っています。唐津は、その生産量を県内のなかでも大きく占めています。