田尻町特集
[大阪府]
田尻町は大阪府南部に位置し、泉佐野市と泉南市に接する小さな町です。町の沖合5キロメートルには関西国際空港を臨み、大阪市内まで約40分、和歌山市内まで約30分と交通の便も良い立地環境です。
海岸全体には白い大理石が敷き詰められ、背後には青い松林が続き、夕景はすばらしい眺めです。また、瀬戸内特有の温暖な気候で、古くから農業、漁業が盛んで、特に泉州たまねぎは田尻町が栽培の発祥地とされています。
田尻町のいいトコ!!
田尻町で憩い・楽しむ
田尻スカイブリッジ
りんくうタウン北地区と中地区を田尻漁港を跨いで結ぶ位置にあり、全長338.1メートル、幅26.3メートル、往復4車線、高さ110メートルと国内でも大きな斜張橋で、景観も美しい橋です。
マーブルビーチとりんくう公園
ビーチには白い大理石が敷き詰められ、背後には青い松林が続きます。関西国際空港を臨みながらの夕景は、素晴しい眺めです。
田尻漁港マリーナ“たじり海の駅”
漁業はもちろん、日曜朝市や海鮮バーベキュー、マリーナなどの事業を展開し、「開かれた漁港」として多くの人たちの交流の場となっています。
田尻町の名所・文化
春日神社
祭神は、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、齋主命(いわいぬしのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)などが祀られています。
嘉祥神社
本社には、保食神(うけもちの神)が祀られています。本殿は、大阪府指定有形文化財に指定されています。
田尻歴史館
綿紡績業で「綿の王」と呼ばれた谷口房蔵氏の別邸として、1923年(大正12年)頃に建築されました。洋館と和館が棟続きで建てられた珍しい建物で、館内は綿花をモチーフとしたステンドグラスや西陣織の壁布などの意匠で飾られています。
※平成17年には、大阪府指定有形文化財に指定、平成19年には、近代化産業遺産として認定されました。
田尻町の特産・名物
泉州水なす
皮が非常に柔らかく水分が多いのが特徴です。最近では泉州地域各地で販売されている水なすの浅漬けが全国的にも有名になっています。
泉州黄たまねぎ
田尻町では古くから盛んに作られています。今ではまぼろしのたまねぎと称される吉見早生品種は、球形は扁平で水分を多く含むため日持ちはしませんが、肉質は柔らかく甘みが強い品種で、なにわの伝統野菜にも指定されている逸品です。
泉だこ
多様な魚介類が生息する大阪湾はエビやカニなどのえさが豊富で、潮の流れが穏やかなことから、風味よく柔らかい泉だこが獲れます。刺身やたこ飯がおすすめ。