岬町特集
[大阪府]
本町は、昭和30年(1955年)4月1日に淡輪村、深日町、多奈川町、孝子村が合併して誕生しました。海岸に数本の岬が突出していることや、町全体が半島状に大阪湾へ突出していることから「岬町」と名付けられました。
岬町のいいトコ!!
岬町で憩い・楽しむ
長松自然海浜
850メートルの緩やかなカーブの海岸線には、干潮時に十数メートルの岩礁や潮だまりが出現。そこは磯の生物の宝庫で、磯遊びや釣り人で賑わいます。また、淡路島から明石海峡大橋、神戸の街並みが一望でき、夕闇迫る海岸は夕陽のスポット。
岬町海釣り公園道の駅「とっとパーク小島」
関西国際空港二期事業の埋立て土砂の積み出し桟橋を活用した海釣り公園。展望デッキ(無料エリア)からの眺めも良く、日陰や雨の日にも傘が要らない釣りスペースもあり、女性やお子様も安心して楽しめます。
所在地 | 多奈川小島455-1 |
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電話番号 | 072-447-5126 |
関西電力緑と憩いのエリア
里山を復元した人工の森。一般に開放され、復元された自然の中でバードウォッチングが楽しめます。展望台や海岸遊歩道からは大阪湾が一望できるホッとスポット。
所在地 | 岬町多奈川谷川1905-12 |
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電話番号 | 072-495-0661 |
岬町の名所・文化
あたご山
あたご山は、知る人ぞ知る桜とツツジのスポット。春は、800本の桜と5万本のツツジに囲まれた散歩道を登り、桜の花びらの向こうに見える海の広がりを眺め、せんなん里海公園を散策してみるのがおすすめ。
船守神社
豊臣秀頼の命により片桐且元が造営した本殿は、三間社流造の桃山様式で国の重要文化財に指定されています。境内には樹齢800年を超える府指定天然記念物の大楠があります。
金乗寺
本願寺第八代蓮如上人から「鶴龍山金乗寺」の山号を賜り、顕如上人が滞在されたことから深日御坊とも呼ばれています。境内には樹齢700年を超える府指定天然記念物の大銀杏があります。
岬町の特産・名物
押し寿司
地元で獲れる魚を使った岬町の伝承料理の「押し寿司」は、祭礼には欠かせないご馳走であると同時に保存食の役目も果たしていました。
同じ「鱧」を使った押し寿司であっても、各地域で調理方法がちがっています。淡輪地域では白焼きの鱧をそぼろにして炒りながら味付けをし、深日地域では鱧を甘だれにつけておいてから焼き、そぼろにします。一方、多奈川地域は、春の季節に祭礼がありますので、この季節に旬を迎える「穴子」を使ったとても贅沢な押し寿司が伝承されています。
どれも漁村ならではの料理と云えます。また、岬町域で唯一海と接していない孝子地域では、しめ鯖を使った押し寿司が伝わっています。しかし祭礼時に作る家庭料理ですので、販売に至っておりません。
しいたけ
大阪湾の海辺に近い森の温暖な気候の下、原木で育てた肉厚しいたけです。
たこ
岬の沖からタコ壺漁で水揚げされるたこは、身質がやわらかく、味が濃くとてもおいしいです。貴重な大阪湾の海産物です。