由布市特集
[大分県]
由布市は、大分県のほぼ中央に位置し、北は宇佐市と別府市、南は竹田市、東は大分市、西は玖珠郡(玖珠町と九重町)に接しています。北部から南西部にかけては由布岳や黒岳など1,000メートル級の山々が連なり、由布岳の麓には標高約450メートルの由布院盆地が形成されています。これらの山々を源とする河川が大分川を形成し東西に流れています。中央部から東部にかけては、山麓地帯と大分川からの河岸段丘が広がっています。
由布市のいいトコ!!
由布市で憩い・楽しむ
サテライト由布院
由布院にリモートワークなどに使えるサテライトオフィスがオープンしました。温泉施設とも隣接しており、仕事が終われば30秒で温泉に到着できる温泉地ならではのシェアオフィスで、休暇を楽しみながら仕事をするワーケーションなどにご利用いただけます。
所在地 | 由布市湯布院町川上2863番地 |
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由布院駅
ロビーが高さ12メートルの吹き抜けとなっており、改札口がなく、プラットホームまで一挙にぬけられるという造り。建築家磯崎新氏の設計による木造の駅舎は、建物全体が黒で統一されシックにしてモダン。待合室を兼ねたホールはギャラリーとしても利用されています。また、1番線ホームには、足湯(有料)もあります。
由布市ツーリストインフォメーションセンター(YUFUiNFO)
平成30年4月にオープンした由布市ツーリストインフォメーションセンターは、世界的な建築家の坂茂氏がデザインした情報発信拠点施設。観光案内をはじめ、宿泊の斡旋や辻馬車等の予約、レンタサイクルの受付、さらには手荷物の預かりや配送など、観光客が気軽に立ち寄ることができるスポットです。
由布市の名所・文化
旧日野医院
日野家は江戸時代から続く医家で、この建物は、明治27年に日野医家3代目にあたる日野要(かなめ)氏によって建てられました。外観は洋風ですが、造りは和風の「擬洋風建築」という様式で建てられています。このような建築は県下で最も古く、日本でも珍しい建物であり、平成11年に国の重要文化財に指定されました。
若宮八幡神社
若宮八幡神社は、823年本社宇佐八幡宮の御分霊を祀ったのが始まりです。神社の西側にある岩の間から多くの浄水が湧出しており、飲むことができます。昭和63年に県の「豊の国名水」の一つとして認定されており、大分川の支流「宮川(みやかわ)」の源流になります。
オダニの車橋・櫟木の阿南橋
庄内町檪木を流れる間田川には九州最古級、江戸時代中期の架橋とも言われるオダニの車橋があります。単一アーチの石橋で、どっしりとした安定感があります(県指定文化財)。この車橋からほど近い上流には阿南橋が架けられています。
布積みの目地が美しいこの橋は、大分県予算で架橋された第1号の石橋で市の有形文化財として指定されています。技法の異なる2つの石橋を同時にみることができる光景は、付近の静けさとあいまって心地よい空間を作り出しています。
由布市の特産・名物
やせうま
大分県の郷土料理を代表する「やせうま」。平安時代に、藤原鶴清麿(つるきよまろ)という若君が乳母の八瀬に作らせたおやつを、「八瀬、うまうまじゃ」とせがんだことから「やせうま」と呼ばれるようになったと、挾間町古野地区に言い伝えが残っています。
梨・梨製品
豊かな甘みと果汁たっぷりの梨。8月~11月の梨シーズンになると国道210号沿いに農園の直売所が並び、その日採れたての新鮮な梨を購入できます。また、市内では梨パイや干し梨さらには梨ソフトクリームなどの加工品も多数販売されています。
ゆずこしょう
爽やかな柚子の香りにぴりりと辛味の効いたゆずこしょう。鍋や揚げ物、肉料理など、何にでも合う万能薬味。