九重町特集
[大分県]
九重町は、標高1700メートル級の山々がそびえる「くじゅう連山」の麓にあります。面積の約半分は国立公園や国定公園に指定されており、四季折々の美しい表情を見ることができます。
この四季の美しさは「春はくろなり・夏はあおなり・秋はあかなり・冬はしろなり」と、四つの色に例えて表現されます。くろは草原を守るために行う野焼きの黒、あおは緑萌ゆる草原と紺碧の空、あかは木々を焦がす紅葉、そして、しろは輝く白銀の世界を表しています。。このように、一年を通して、表情豊かな自然と触れ合うことができ、また、魅力的で個性あふれる温泉や地熱などの地下資源が豊富で、大きな可能性に満ちた緑と自然の宝庫とも言うべき町です。
九重町のいいトコ!!
九重町で憩い・楽しむ
龍門の滝
国指定の名勝地で、落差26メートル、幅40メートルの豪快な二段落しの滝。夏になると滝壺から流れ落ちる水に乗って約70メートルのなだらかな岩肌を一気に滑る天然のウォータースライダーへと様変わりし、そのスリリングな感覚を味わうために若者や子どもたちで賑わいます。
所在地 | 九重町大字松木竜門 |
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九重森林公園スキー場
白銀の世界に思い通りのシュプールを描くスキーヤーやスノーボーダー。くじゅう連山や阿蘇五岳の大パノラマを一望しながら南国九州で本格的なウィンタースポーツを体験してみませんか。
所在地 | 九重町大字湯坪612-1 |
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電話番号 | 0973-79-2200 |
長者原温泉
長者原の地名は、油屋熊八が大正14年(1925)、朝日長者伝説にちなんで命名しました。温泉開発は明治29年に大阪の広海氏が九重硫黄工業所を開設して人の出入りが多くなってから始まり、登山者や湯治客に利用されるようになりました。やまなみハイウェイから望む景観は雄大で、久住山・三俣山・大船山等くじゅう連山の登山基地にあたり四季を問わず旅行者や登山者でにぎわっています。
所在地 | 九重町大字田野 |
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九重町の名所・文化
天空と大地の絶景!九重“夢”大吊橋
平成18年(2006)10月30日にオープンした、「九重“夢”大吊橋」。高さ173メートル(日本一)、長さ390メートル、幅1.5メートルのこの橋は、歩道専用の吊橋です。すぐ目前に、「日本の滝百選」にも選ばれた、「震動の滝・雄滝」や「雌滝」を望み、足下に筑後川の源流域を流れる鳴子川渓谷の原生林が広がり、 四季折々に織りなす大自然の変化は訪れる人々を魅了してやみません。また遠くに、三俣山や涌蓋山など雄大な「くじゅう連山」が横たわり、360度の大パノラマは、まさに「天空の散歩道」にふさわしい、文句なしの絶景です。
所在地 | 九重町大字田野1208 |
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電話番号 | 0973-73-3800(代表) |
九酔渓
玖珠川流域の両岸約2キロメートルにわたって断崖絶壁が直立にそそり立つ「九酔渓」。ヘアピンカープが連続するこの渓谷は、別名「十三曲がり」と呼ばれる新緑と紅葉の名所。モミやツガ、カツラなどの原生林が四季折々に様々な姿を見せてくれます。
所在地 | 九重町大字田野 |
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八丁原発電所
阿蘇くじゅう国立公園の美しい山なみに囲まれた高原にある八丁原発電所。自然の恵みを利用したクリーンエネルギー地熱発電の11万キロワットは我が国最大!地熱発電のしくみや役割などを分かり易く学べる施設です。発電所内の見学(無料)もできます。
所在地 | 九重町大字湯坪字八丁原601 |
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電話番号 | 0973-79-2853 |
九重町の特産・名物
高原野菜
豊かな水をいっぱい吸い込み高地の気候を生かして育った高原野菜。ほのかな甘みとシャキシャキとみずみずしい歯ごたえは高原育ちならではのもの。旬の新鮮野菜を是非ご賞味ください。
九重“夢”ポーク
特定の病原菌を持たない厳しい基準をクリアした豚をSPF豚といいます。臭みがなく脂身も甘みが感じられます。また、きめ細やかなお肉は食べやすさも抜群です。ソーセージなどの加工品も人気商品のひとつです。
味噌・醤油
九重の大自然の中で、代々受け継がれ、歴史とともに磨き上げられてきた伝統の味。昔ながらのムロブタ麹仕込みの醸造法で天然熟成した手作りの味噌、醤油の数々には今もなお懐かしい時代の薫りと味わいが大切に守り続けられています。