下市町特集
[奈良県]
下市町は、奈良県のほぼ中央に位置し、吉野地方の玄関口として発展してきました。主な産業は、割りばしや三宝など木工品の製造業で、かつて日本最古の商業手形が発行されるなど商業のまちとして知られます。「山家なれども下市は都」と歌われたように、地理学上でも特色を有する古き良きまちで、令和2年には町制130周年を迎えます。
下市町のいいトコ!!
下市町で憩い・楽しむ
初市(蛭子神社祭礼)
初市は、市場町として発展してきた下市町において、およそ400年前から行われている伝統行事で、県内三大戎(えびす)祭りのひとつにも数えられます。毎年2月12日に蛭子神社の祭礼とともに開かれ、当日は、歩行者天国となった国道309号線の約700メートル間に露店が軒を連ね賑わいます。
下市温泉秋津荘・明水館「ごんたの湯」
清流・秋野川のほとりに佇む山あいの静かな温泉です。お肌にやさしい泉質(カルシウム・ナトリウム一炭酸水素塩泉)で、趣のある岩風呂をはじめ、ジャグジーや冷泉風呂などが楽しめます
所在地 | 下市町伃邑2189 |
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電話番号 | 0747-52-2619 |
森林公園やすらぎ村
村内は、やすらぎ荘、マッシュルームキャビンなどの宿泊施設、キャンプサイトやバーベキューサイトなどすべての設備がきれいに整備され、ご家族連れにも安心してご利用いただけます。
また、4月の桜、5月の新緑、6月にはホタル、7・8月は釣りや川遊び、10月は虫の音を聞きながら秋を満喫など、季節ごとの自然もご堪能ください。
所在地 | 下市町西山550 |
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電話番号 | 0747-58-0114 |
栃原道しるべ
地元栃原地区で栽培された野菜や果実、農家で作られた加工品の直売所。店内では生産者の紹介もされていて、新鮮で安全な旬の食材を手に入れることができます。
所在地 | 奈良県吉野郡下市町栃原2312-1 |
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電話番号 | 0747-53-0831 |
下市町の名所・文化
阿弥陀如来坐像
瀧洞院にある阿弥陀如来坐像は、檜材寄木造りで、やや下ぶくれの丸顔や明瞭な眉の彫出、細くやさしい伏眼、様式化された鼻、浅い衣文などの特徴が認められ、平安後期のものと推測されており、重要文化財に指定されています。
願行寺
下市御坊と呼ばれ、本堂と大書院に囲まれた枯山水式庭園は奈良県指定文化財となっています。小石の海に浮かぶ大きな石。背景に広がる高木を適度に取り入れた庭園。外とは切り離された庭園空間には、ゆったりとした時間が流れています。
丹生川上神社下社
飛鳥時代に天武天皇によって675年に創建された社。延喜式内社、名神大社、二十二社、官幣大社と、歴史上どの時代にも最高位の社格を有し、雨乞いの神、日本最古の水神を祀る神社として有名。神社建築上の特長としては、丹生山山頂に鎮まる本殿まで続く木製75段の階(きざはし)があります。1年を通し6月1日の例祭の日のみ、一般参拝者もこの階を登り、ご本殿を間近に参拝が許されます。
お葉付きイチョウ
お葉付きイチョウは、植物系統学上重要視されるもので、イチョウは種子植物でありながら、系統的にシダ類の胞子葉的な状態を呈する先祖返り的な例証として、学術研究上すこぶる興味のある貴重な存在で、広橋のものは樹高、枝の太さ共に大きい。