大淀町特集
[奈良県]
明治22年に町村制が実施され、20村が合併して「大淀村」が誕生しました。その後、大正10年2月11日に町制が施行されて「大淀町」となり、現在に至ります。
奈良県の中央、紀伊半島のほぼ真ん中に位置した大淀町は、南に吉野川と世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」などの吉野山群を望みます。
大淀町のいいトコ!!
大淀町で憩い・楽しむ
福神中央公園
近鉄福神駅から徒歩約5分。全長約64メートルのすべり台が子どもたちに人気。広大な芝生も備えているので、行楽スポットとしても最適です。
所在地 | 大淀町福神350-5 |
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電話番号 | 0747-52-5543(町役場建設産業課) |
大淀町パークゴルフ場
年齢や性別を問わず、誰でも気軽に楽しめるパークゴルフ。基本ルールはゴルフと同じで、いかに少ない打数でホールアウトするかを競います。用具はレンタルできるので、手ぶらでの来場も可能です。
所在地 | 大淀町大岩409-10 |
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電話番号 | 0745-67-0543 |
町立平畑運動公園・平畑体育館
サッカー場とテニスコート、体育館があり、大淀町のスポーツ活動の拠点として広く利用されています。とくにサッカー場は、天然芝のコートと椅子席、バックスタンドの観客席といった施設が充実しています。
所在地 | 大淀町桧垣本2445-18(サッカー場)/2445-42(テニス場)/2445-19(体育館) |
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電話番号 | 0747-52-5549(町教育委員会 社会教育課) 0747-52-6234(町立平畑体育館) |
大淀町の名所・文化
世尊寺
『日本書紀』にも「吉野寺」として登場する歴史深い寺院で、太子信仰の象徴である太子堂が残っています。飛鳥時代(7世紀)には存在していたと推測され、世界遺産「吉野・大峯」へとつながる修験文化発祥の寺院です。
槇ヶ峯古墳
奈良県でも数少ない「石棚」を備えた全長5.4メートルの横穴式石室。紀の川下流域の和歌山市を中心に広がる「岩橋型(いわせがた)」石室と呼ばれています。紀の川流域の古墳文化が吉野地域におよんでいたことを示しています。
大淀町発祥・桧垣本猿楽
観阿弥と世阿弥によって確立された舞台芸術、能楽。そのルーツは奈良時代に中国から伝来した「散学」を元に発展。平安時代以降は「猿楽」という名が浸透し、神事などで舞われました。桧垣本猿楽は、室町時代から江戸時代にかけての約300年間、大和四座(観世座・宝生座・金春座・金剛座)とともに活躍していた吉野猿楽のひとつ。江戸時代に幕府の保護のもと拠点が江戸に移ったものの、桧垣本発祥という事実は私たちの町の誇りであり大淀町の後世に継承されるべき伝統です。
大淀町の特産・名物
梨
明治35(1902)年ごろ、奥徳平によって始められた大淀町の梨づくり。県下一の出荷高を誇る二十世紀梨をはじめ、町を代表する特産品です。
ぶどう
大淀町では、巨峰をはじめとした粒が大きくて甘みが強い、高品質なぶどうの栽培が行われています。8月中旬から10月末までぶどう狩りを楽しむことができます。
大淀焼
大淀焼は、朝日焼の窯元松林豊斎(まつばやしほうさい)氏の三男・松林玄衛(げんえい)氏によって作られた、大淀町が誇る名産です。松林氏は平成元年、大淀町に開窯(かいよう)後、付近の山から採れる質の高い陶土のみを使った作品を作り続け、その名器の数々が全国のファンを魅了しています。