御所市特集
[奈良県]
御所市は、昭和33年3月31日に御所(ごせ)町を中心に葛(くず)村、葛上(かつじょう)村、大正村の4ヶ町村が合併して市制を施行しました。名前の由来は、市内を流れる葛城(かつらぎ)川に5つの瀬があったとする説や、孝昭天皇の御諸が「御所」に変わったとする説があります。奈良県の大和平野の西南部に位置し、西部に金剛山・葛城山が峰を連ね、東南部の丘陵地から平地の広がる緑豊かな自然に囲まれた田園都市です。市内は一般的に気象災害による被害なども少なく、住みやすい環境となっています。
豊かな自然と悠久の歴史に彩られた文化遺産を今に伝える歴史ロマンが漂う緑豊かな生活文化都市でもあります。
御所市のいいトコ!!
御所市で憩い・楽しむ
葛城山
水越峠をはさんで北にそびえる葛城山は標高959.2メートル。
四季それぞれの自然の美しい風物と変化に富んだ登山コースがあり、特にツツジが見ごろを迎えるシーズンは「一目百万本」と形容されるほどの圧巻の眺めで、ハイカーや観光客がたくさん集まります。
所在地 | 御所市櫛羅 |
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電話番号 | 0745-62-3346 |
金剛山
金剛山は標高 1,125メートルで、多くの登山愛好家に人気があります。特に冬の金剛山では、時に見事に美しい樹氷の花を見ることもできます。
所在地 | 御所市高天 |
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船宿寺
行基菩薩がこの地で庵をむすび、心身の病・悩みを救う薬師瑠璃光如来を祀ったのがはじまりです。「関西花の寺25カ所」に選ばれる花の名所でもあり、5月3日には花まつり法要が行われます。
所在地 | 五百家484 |
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電話番号 | 0745-66-0036 |
御所市の名所・文化
宮山古墳
巨勢山々塊の西北部に位置する全長238メートルの前方後円墳です。南葛城地域で最初に築造された大首長墓であり、大王級の人物を被葬者としているとされています。
所在地 | 室 |
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背割下水と環濠
関ヶ原の合戦後、当地を支配した桑山元晴が、環濠内の道路・背割り下水等の整備を行い、寛保2(1742)年の検地絵図にあるまち並みができたと考えられます。平成20年度に国の「循環のみち下水道賞」を受賞しました。
円照寺
「大和五ケ所御坊」の一つ。天文年間(1532~1555年)、浄得寺として開基され、後の慶長19(1614)年に円照寺と改称されました。天保初め(1830年~)に大々的な建て替えが行われた境内は、浄土真宗御坊寺の典型的な伽藍配置となっています。境内には、3メートルを超える「鬼瓦」が置かれています。
御所市の特産・名物
御所芋
砂地で育てられる御所芋(大和いも)は、粘りが強く、濃厚でまろやかな味わいで、山かけやとろろに最適です。
吉野本葛
冬の冷たい空気と水で、吉野地方独特の吉野晒(よしのざらし)という製法によってつくられる吉野本葛、良質のデンプンで色々な料理に活用できます。
米
金剛・葛城山麓のきれいな水と寒暖差の大きな環境で育てられたお米は、「冷めてもおいしい」と人気です。