松浦市特集
[長崎県]
松浦市は、長崎県北部に位置しており、海と山に囲まれた自然豊かなまちです。海と丘陵の美しい風土に恵まれ、広く海に面し、変化に富む海岸線が連なっています。
平成18年に旧松浦市と、当時、北松浦郡であった福島町、鷹島町との合併を経て、新しい「松浦市」が誕生しました。
本市の主な産業は、水産業、農業となっています。水産業に関しては豊かな漁場に恵まれていることから、養殖トラフグの生産量は日本一、アジ・サバの水揚げ量は日本有数を誇ります。また、「松浦メロン」や「御厨ぶどう」、米やアスパラガス等の栽培が盛んで、農産物に関しても豊富なまちです。
松浦市のいいトコ!!
松浦市で憩い・楽しむ
不老山総合公園
日本各地に残る「徐福伝説」の一舞台。標高288メートルの山頂から360度の展望を楽しめます。春には、桜やしゃくなげ、約11万本のツツジが咲き誇り、花を見ながら春の到来を感じられる楽しいイベントも開催しています。
イベントデーには、綱引き大会やステージイベント、ウォークラリー、物産展など楽しいイベントが盛りだくさん。
子ども広場には、人工芝ソリゲレンデや滝などたくさんの遊具が充実していて、家族で楽しめる施設です。
蛙鼻公園
眼下にイロハ島を見渡す丘陵地に開かれた蛙鼻(かわずばな)公園は、ハーブや季節の花が咲き、和やかな雰囲気を醸し出しています。7月~8月の2か月間のみブルーベリーの収穫体験(体験料500円/人)が出来ます(予約制)。
土谷棚田
日本の棚田百選、日本夜景遺産にも認定されている福島町土谷棚田。玄界灘に沈む夕日が、約400枚の棚田を紅く染めます。毎年、秋には「土谷棚田の火祭り」が開催され、約3,000本もの灯籠が棚田のあぜ道に並べられ、光の帯に彩られた幻想的な景色を堪能できます。
火祭り後の1週間程度、LEDライトでのライトアップも行われ、青やオレンジの光が棚田の中に浮かび上がります。
松浦市の名所・文化
鷹島神崎遺跡
鷹島海底遺跡は、鷹島南岸海域に所在する蒙古襲来(元寇)に関わる戦場跡です。
蒙古襲来は、二度にわたり元軍が日本に来襲し、鎌倉幕府瓦解の遠因となるなど、日本史上著名な事件です。
平成24年3月27日に海底遺跡では、日本で初めて鷹島海底遺跡の一部(約38万4千平方メートル)が「鷹島神崎遺跡」として国史跡に指定されました。
旧長醫家住宅主屋
旧長醫家住宅主屋は、大正時代に伊万里で海運業を展開していた実業家が夫人のために、出身地の星鹿町に建てた別荘です。大正時代の上質な数奇屋風別荘で細部にいたる意匠が秀逸で非常に優れています。
淀姫神社の流鏑馬
淀姫神社は、欽明天皇24年創建と伝えられ、景行天皇・淀姫命・豊玉姫命を祭神としています。明治7年に郷社となり、往時から流鏑馬・蘇鉄団子の献納の神事が今に伝えられています。
流鏑馬は、例大祭の10月26日に神社前の馬場で行われ、地上に立てられた3箇所の的木(ねむの木)に向かって、烏帽子・狩衣装束姿に身を固めた射手が疾走する馬の上から順に弓で鏑矢を放ち射る行事です。馬の巻き起こす風にあたると無病息災といわれ、外れた矢を拾うと「良い嫁がもらえる」といわれています。
松浦市の特産・名物
旬あじ
旬(とき)あじは4月~8月に旬を迎える五島・対島海域で獲れる100グラム以上のマアジ。脂の乗りが良く豊かな風味とプリッとした食感を持ち、トロけるような美味しさを楽しめます。おすすめはやっぱり刺身とアジフライ!
旬さば缶
流れの速い五島・対馬海域で獲れた寒さばで400グラム以上のさばを旬(とき)さばと認定。旬さばは身が締まり、脂が乗って、格別の味。その高級部位のみを使用し、1匹から1缶のみ作ったこだわりの高級さば缶です。
御厨ぶどう
愛情を込めて育てられた巨峰は、収穫前に糖度18度以上を確認し、着色・粒揃い・荷姿を厳しく検査することで高い品質が維持されています。毎年7月の終わりから8月の初めに行われる「ぶどう祭り」で購入できます。