わが街イイトコ!!

東彼杵町特集

[長崎県]

お茶とみかんとくじらの町として、また、人と産物と情報が集まる、長崎県の玄関口として知られる東彼杵町は、かつては長崎街道の宿場町として、また平戸街道の起点として、たくさんの商人や武士、時には外国からの来訪者たちで賑わっていた町です。江戸時代初めから明治にかけての数百年間は、捕鯨と鯨肉取引の中心地として栄え、ここに陸揚げされた鯨が九州各地へと送られていました。
町内にはこうした街道や鯨にまつわる歴史の面影が各所に残されているほか、さらに昔の古墳や遺跡なども数多く見ることができます。

東彼杵町のいいトコ!!

東彼杵町で憩い・楽しむ

JR千綿駅

 JR千綿駅は昭和3年に開業。平成5年に開業時に近い形で建て替えられ、レトロな趣を今に残しています。夕暮れ時の大村湾を望むノスタルジックな景観は、平成26~27年にかけてJR「青春18きっぷ」のポスターに採用されました。それ以来、全国的にも珍しい海岸線に隣接した駅として、鉄道ファンや写真愛好家を中心に人気が急上昇。町有財産であるこの駅舎内で、平成27年2月にはカフェがオープン。現在もオリジナルの日替わりカレー店が営業しており、家族連れや若い女性の姿も増えました。幅広い世代が集まる癒しの駅は多くのメディアに取り上げられ、町の新たな交流拠点に成長しています。
柵など遮るものがなく、ホームから一望できる夕景のパノラマ。波静かな大村湾を鮮やかなオレンジ色に染め上げる時間帯こそ、最高のおもてなしタイムです。

龍頭泉(千綿渓谷)

町内を流れる千綿川に沿って、48の滝と淵が連なる千綿渓谷。江戸時代、大村藩に招かれた儒学者、広瀬淡窓がその美しさに魅了され、渓谷全体を一匹の龍に見立てました。中でも上流の滝を「龍の頭」と称し、「龍頭泉」と命名しました。豊かな自然に抱かれた渓谷は、夏場の清涼感や紅葉に彩られた景色など、四季を通じて様々な姿を見せてくれます。

河川公園やすらぎの里

大村湾へと注ぐ江の串川沿いにある自然豊かな公園。駐車場や園内の道はきれいに整備されているので、車いすやお子様連れでの散策も安心です。梅や桜の名所として、またホタルの里として、近隣から多くの人々が訪れます。

東彼杵町の名所・文化

ひさご塚古墳

ひょうたん塚とも呼ばれる約1,500年前の豪族の墓。復原され、緑に覆われた前方後円墳は、東そのぎICを下りてすぐ目に飛び込んでくる東彼杵町のシンボル。

東彼杵町歴史民俗資料館

一万年以上前の旧石器時代から縄文弥生時代、江戸時代までの資料を展示する歴史館と、長崎街道の宿場町としての繁栄を示す郷土の文化財を展示する文化館に分かれ、訪れる人々を壮大な歴史ロマンへと誘います。

伝統行事「浮立」

「浮立」は、奉納行事としてだけではなく、日照り続きのときに、雨乞いの願いもこめて、行われ続けてきました。

東彼杵町の特産・名物

そのぎ茶

大村湾を一望する台地に広がる東彼杵町の茶畑。長崎県内の茶園面積の55パーセント、約400ヘクタールの緑が一面に広がります。約270戸の農家により、県内産茶葉の65パーセント、およそ450トンが生産され、全国的な茶葉の産地として評価されています。
その品質も折り紙つき。「消費者が選ぶ日本一おいしいお茶」を競う「日本茶AWARD」では、平成26年にグランプリ、平成28年にも準大賞を獲得しました。

くじら

長崎県内で古くから食されてきたくじら。江戸時代、長崎街道と平戸街道が交わる宿場町だった彼杵宿(東彼杵町)の港がくじらの水揚げ地に指定され、ここから九州各地に販売されました。現在も町内には鯨肉の入札会(競り)が県内で唯一残っており、鯨料理を提供する飲食店も多数あります。

農産物

みかんやいちご、アスパラ、肉用牛などの農産物が生産されています。

東彼杵町の業種別ガイド

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東彼杵町 わが街事典

『わが街事典』は行政と民間による協働事業によって発行される暮らしのガイドブックです。行政情報や地域情報が豊富な便利な冊子です。

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