高千穂町特集
[宮崎県]
高千穂町は九州山地のほぼ中央部、宮崎県の最北端に位置し、町の中心部を五ヶ瀬川が西北から南東にかけて貫流し、途中、名勝天然記念物高千穂峡が神秘的かつ雄大な自然を創出しています。
気候は、平地の標高が約300メートル以上で夏・冬の気温差が大きく、四季の変化に富み、春の新緑、秋の紅葉も観光資源の一環を成しています。
高千穂の起源は古く、古代遺跡の発掘や多くの出土品等の遺物により、紀元前4000年頃から集落が作られたと推定されています。一方、天の岩戸開きや天孫降臨などの神話の町としても知られています。
高千穂町のいいトコ!!
高千穂町で憩い・楽しむ
国見ヶ丘
神武天皇の孫・建磐龍命(たていわたつのみこと)が九州統治の際に立ち寄って、国見をされたという伝説の丘。「雲海」の名所として全国的に知られています。標高513メートルのこの丘からは、西に阿蘇の五岳、北に祖母の連山、東に天香具山、高天原、四皇子峰や高千穂盆地、眼下に五ヶ瀬川の渓流が一目で見渡せるなど眺望が特に優れています。
高千穂あまてらす鉄道㈱
平成17年の台風災害により廃線となった高千穂鉄道の跡地を利活用し、天岩戸駅までの往復運行をしています。TR-202(ディーゼル車)を使った運転体験も行っています。
*運転体験は要予約になりますので、ホームページで確認するか、直接お問い合わせください。
電話番号 | 0982-72-3216(高千穂あまてらす鉄道) |
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四季見原すこやかの森キャンプ場
標高1,200メートルの高さにあるキャンプ場です。バンガローや温水シャワー設備のあるオートキャンプ場、フリーテントサイトなど本格的なキャンプ場です。
高千穂町の名所・文化
高千穂の夜神楽
夜神楽とは、里ごとに氏神(うじがみ)様を神楽宿と呼ばれる民家や公民館にお招きし、 夜を徹して三十三番の神楽を一晩かけて奉納する、昔からの神事です。例祭日(れいさいび)は集落によって異なり、毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて、町内十九の集落で奉納されます。
高千穂神社
御祭神は、上古高千穂皇神と申し上げ別名十社大明神という神号で親しまれています。十一代垂仁天皇の御代の御創建で、六国史にも掲載されている国史見在社です。天慶年間には高千穂郷八十八社の総社として、特に往昔、武神、農産業、厄払い、縁結びの神として広く信仰を集めています。
境内には、二本の杉の幹が一つになってそびえる「夫婦杉」があります。この周りを大好きな人と手をつないで3回廻ると幸せになるといわれています。
天安河原
天照大神(あまてらすおおみかみ)がお隠れになった際、八百万(やおよろず)の神が相談したとされる大洞窟。祈願する人たちの手によって石が積まれるようになり、神秘的かつa幻想的な雰囲気を漂わせています。
高千穂町の特産・名物
神楽うどん
高千穂町ではお祝い事やお祭りの際にうどんを振る舞う習慣があります。特に夜神楽のときに欠かせないことから「神楽うどん」と呼ばれています。
かっぽ鳥
日本酒などで軽く味付けをした地鶏やごぼうなどを青竹に入れて蒸し焼きにした郷土料理です。竹の器を使うことと、鶏肉を入れること以外は特に決まりはないので具材も味付けも自由に作られています。
窯煎り茶
日本の緑茶生産量の1パーセント以下の希少性の高いお茶です。生葉を釜で炒ることで、「黄金の水色」と「釜香と呼ばれる独特の火香」が生まれ、すっきりとした味わいが特徴です。