利府町特集
[宮城県]
利府町は、北緯38度19分、東経140度58分の位置にあり、宮城県のほぼ中央部に位置しています。総面積は44.89平方キロメートルで、東西が約12キロメートル、南北が約7キロメートルで東方部は松島町、西方部は富谷市、南方部は仙台市及び多賀城市、塩竈市、北方部は大和町と大郷町に接しています。
歴史上、古くは多賀城の国府に、近世に入ってからは仙台城下に接していることから北方の要衝として栄えています。また、現在は、政令指定都市仙台市の中心部まで約30分の通勤、通学圏でもあり、平成27年度までは新興住宅団地を中心に人口の増加傾向が続いていましたが、平成28年度以降は、横ばいの傾向となっています。
利府町のいいトコ!!
利府町で憩い・楽しむ
文化交流センター「リフノス」
リフノスは令和3年7月に開館した、図書館、公民館、文化会館からなる複合施設です。愛称となったリフノスには、「鳥の巣のように皆が集まって育っていける場所になるように」という願いが込められております。
グランディ・21
(宮城県総合運動公園)
国内外のビッグイベントの会場として活用される宮城県総合運動公園(愛称:グランディ・21)は、みやぎのスポーツ・レクリエーション拠点。146.1ヘクタールに及ぶ広大な敷地に、宮城スタジアム、総合体育館、総合プール、テニスコートなどが建ち並びます。ファミリー・レクリエーションゾーン、集いの広場には、子どもから大人まで楽しめる躍動空間が広がります。
電話番号 | 022-356-1122 |
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加瀬沼公園
利府町、塩竈市、多賀城市の二市一町にまたがる加瀬沼公園は、春はお花見、秋は芋煮会、そして冬には白鳥が飛来する憩の場です。町外からの来場者も多く、一年中賑わっています。
天然の桟橋「馬の背」
松島湾の一角をなす利府町浜田地区は「表松島」と呼ばれ、波の静かな入り江が広がります。馬の背からは表松島の島々を眺めることができ、景観スポットとなっています。
利府町の名所・文化
伊豆佐比賣神社(いずさひめじんじゃ)
平安時代の中頃に編纂された歴史書「延喜(えんぎ)式」に記載されている由緒ある神社です。現在、神社がある場所には、かつて九門長者という大地主が住んでいたといわれており、多くの伝説が残されています。
所在地 | 利府町菅谷字長者55番地 |
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染殿神社(そめどのじんじゃ)
平安時代に、地方の状況を調べる任務を任せられた身分の高い女性が、この地に滞在した時に染物などの技術を地元の娘たちに伝授し、地元の人々がその女性を称えるため、滞在した跡地にお堂を建てたとされています。
所在地 | 利府町赤沼字宮下21番地 |
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菅谷不動尊(すがやふどうそん)
平安時代の末、蝦夷との戦いがあった際に、藤原氏が亡くなった人々を供養するために紀州高野山から不動明王を分け、現在の地にお祀(まつ)りしたのがはじまりといわれています。拝殿には高さ2メートルの不動明王像が安置されています。
所在地 | 利府町菅谷字山苗代64番地 |
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太子堂(たいしどう)
森郷の太子堂には、高さ約90センチメートルの木彫りの聖徳太子像が安置されています。聖徳太子は仏教を篤(あつ)く信仰し、広く普及したことから、さまざまな宗派の信仰の対象となっており、全国各地に太子堂が建立(こんりゅう)されています。
所在地 | 利府町森郷字円福寺33番地 |
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利府町の特産・名物
利府梨
サクッと噛めば、口の中に広がる甘酸っぱい美味しさ-天然水をたっぷり含み、まるまると太った「利府梨」は、長年にわたって親しまれる利府町の名物です。この梨を使ったワインやゼリー、お菓子なども大好評!
※あきづき、幸水、長十郎、かおりなど約20種類の梨が楽しめます。
金の利府梨カレー
地域おこし協力隊の近江貴之さんが、利府梨の6次産業化事業の一環として、傷物の梨を活用した梨カレーのレトルトを2年がかりで「金の利府梨カレー」として商品化しました。
こだわりの7種のスパイスと梨の甘み・食感が融合された世界に一つだけの本格スパイスカレーに仕上がっています。
焼肉のタレ(利府梨使用)
芳醇な利府梨を贅沢にブレンドした焼肉のタレです。辛口と甘口の2種類があり、濃厚なうまみと香りが口の中で広がります。
海産物
とれたての生ガキやワカメ、こんぶなど近海の新鮮な海の幸が自慢です。