大崎市特集
[宮城県]
平成18年3月31日、古川市・松山町・三本木町・鹿島台町・岩出山町・鳴子町・田尻町の1市6町が合併し、大崎市が誕生しました。
大崎市は宮城県の北西部に位置し、東は遠田郡、登米市、西は山形県、秋田県に接し、南は黒川郡、宮城郡、加美郡、北は栗原市に接しています。
大崎市は東西に約80キロメートルの長さを持ち、奥羽山脈から江合川と鳴瀬川の豊かな流れによって形成された、広大で肥沃な平野「大崎耕土」を有する四季折々の食材と天然資源、そして地域文化の宝庫です。
大崎市のいいトコ!!
大崎市で憩い・楽しむ
感覚ミュージアム
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚といった人間の五感をテーマにしたミュージアムです。ダイアローグゾーン(身体感覚空間)とモノローグゾーン(瞑想空間)の2つから構成される館内には感覚を意識することができる装置や展示が盛りだくさんです。
所在地 | 岩出山字下川原町100 |
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道の駅おおさき
国道108号沿いにある道の駅です。産直市場には毎朝新鮮な野菜が並び、キッズコーナーがあるレストランでは、地元食材を使用したメニューが人気です。
所在地 | 古川千手寺町2-5-50 |
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鳴子温泉
温泉郷の中心部。古くから“奥州三名湯”の一つに数えられています。5カ所の温泉地で最も大きく、近代的な宿泊施設や食事処、土産物店がにぎやかな街並みを形成しています。
大崎市の名所・文化
旧有備館および庭園
有備館は、岩出山伊達家が開設した郷学(学問所)で「御改所(主屋)」は延宝5(1677)年に建てられた可能性が高いといわれています。昭和8(1933)年に建物と庭園は「旧有備館および庭園」として国の史跡及び名勝に指定され、一般に公開されるようになりました。
所在地 | 岩出山字上川原町6 |
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岩出山城址(城山公園)
天正19(1591)年、豊臣秀吉の奥羽再仕置により米沢から城を移した伊達政宗は、岩手沢を岩出山と改め、ここを居城としました。現在は公園として整備され、訪れる人々の憩いの場となっています。
所在地 | 岩出山字城山42 |
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大崎耕土
大崎耕土と呼ばれる大崎地域は、「江合川」「 鳴瀬川」 の流域に広がる氾濫原を利用し、水田農業地帯として発展してきました。しかし、東北の太平洋側特有の冷たく湿った季節風「やませ」による冷害や、山間部の急勾配地帯から平野部の緩勾配地帯に変化する地形が原因で起こる洪水・渇水などの問題が人々を悩ませています。
厳しい自然環境下で食料と生計を維持するため、「水」の調整にさまざまな知恵や工夫を重ね発展してきた大地が『 大崎耕土』 です。
大崎市の特産・名物
鳴子こけし
“鳴子こけし”は、今から約200年前の江戸末期に、木地業を生業とする人々がわが子に与えたのが始まりと言われています。凛としたたたずまいが印象的で、独自のはめ込み式技法で首を回すと「キュッキュッ」と音が鳴るのが特徴といえます。
しの竹細工
しの竹細工は、岩出山第4代城主・伊達村泰公が武士の手仕事として奨励し、以来300年以上作り続けられてきた伝統的な工芸品です。柔軟で弾力がある「しの竹」の特徴を生かし、ざるや籠などのさまざまな製品があります。
ささ結
母ササニシキ、父ひとめぼれとして2015年秋に誕生した『ささ結』。
ササニシキ直系の新品種であっさりとした食感で、冷めてもかたくなりにくく、和食やおかずとの相性は抜群。『ささ結』で作った日本酒やお菓子類も販売しています。