加美町特集
[宮城県]
加美町は、宮城県の北西部に位置し、東西に約32キロメートル、南北に約28キロメートル、面積は約461平方キロメートルで、県内でも有数の面積を有しています。
西部は奥羽山脈を隔てて山形県尾花沢市に、南部は宮城県色麻町に、北部から東部にかけて宮城県大崎市に接しています。
地形は西部、北部、南部が山岳、丘陵地で、ブナなど豊かな森林を有する船形山や、加美富士と呼ばれ加美町のシンボルとなっている“薬萊山”がそびえています。丘陵地から、鳴瀬川、田川が町を貫流し、その流域は肥沃な田園地帯が広がりをみせ、四季折々の自然の変化が満喫できます。また、天然記念物「鉄魚」の生息する魚取沼などの湖沼が点在しています。
加美町のいいトコ!!
加美町で憩い・楽しむ
薬萊山
加美町のほぼ中央部に位置する薬萊山は仙台平野北西部の丘陵にそびえる標高553.1メートルの山です。富士山形の美しい山容を持ち加美富士と呼ばれ大崎地方のシンボルとなっています。山頂部は双耳峰となっており南峰には薬師如来を祀った薬萊神社があります。山頂からの眺望はすばらしく晴れた日には遠く鳥海山も望めます。植物相も豊富で原生林と考えられるブナ、サワグルミ、トチノキ林が残る貴重な山です。
ボルダリングパーク やくらいWALL
ボルダリングパークやくらいWALLでは、ウォーミングアップ壁、子ども専用のキッズエリア壁、ルート壁・ビギナーエリア壁、曲面壁の4つのクライミングウォールを配置し、初心者から上級者まで楽しめるよう、たくさんのルートを設置しています。
所在地 | 加美町字味ケ袋薬莱原1-81(総合交流ターミナル内) |
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電話番号 | 0229-25-4544 |
食彩市場 みやざき どどんこ館
「食彩市場 みやざき どどんこ館」では、地域在住のメンバーで組織する「みやざき どどんこ館運営協議会」が、地元の新鮮な野菜、特産品、工芸品の販売や館内にある食堂で地元の食材を使った料理を提供し、町の魅力を発信しています。
所在地 | 加美町宮崎字町42 |
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電話番号 | 0229-69-5500 |
加美町の名所・文化
城生柵跡(じょうのさくあと)
奈良・平安時代の軍事的な機能を持つ役所跡です。発掘調査の結果、遺跡の規模は約350メートル四方で、土塀、大溝、門、大型の掘立柱建物などがつくられていたことがわかりました。なお、本遺跡東に位置する菜切谷廃寺跡は、付属する寺院跡と考えられています。
松本家住宅
仙台藩の重臣奥山家の家老松本氏が約300年前から代々居住してきた個人所有の家屋です。県中部から北部にかけて分布する主屋と土間を分けた民家の一つであり、全国的にみて侍屋敷としてもとても古い貴重な建物です。
中新田の虎舞
中新田地区は春になると風が強く、昔からたびたび大火に見舞われました。大崎氏が「雲は龍に従い風は虎に従う」の故事にならい、稲荷明神の初午祭に奉納したのが始まりと伝えられています。その後「火伏せの行事」となり火消し組・消防団へと受け継がれ今に至っています。
加美町の特産・名物
中新田ネギ
宮城を代表する本物の食感、スリムな姿です。
やくらいビール
薬萊山の天然水を使用し、本場ドイツより受け継がれた伝統技術で醸造。熟成に時間をかけ味と香りを十分に引き出したこだわりの地ビール。
もち御膳
全国有数の「みやこがねもち」の産地。一年を通しておいしいもち料理が楽しめます。