伊勢市特集
[三重県]
伊勢市は、三重県の中東部、伊勢平野の南端部に位置する、比較的温暖な気候に包まれた都市です。北は伊勢湾に面し、中央には宮川や五十鈴川、勢田川が流れ、また、東から南にかけては朝熊岳、神路山、前山、鷲嶺が連なり、西には大仏山丘陵が広がる緑豊かな都市でもあります。
また、古くから「お伊勢さん」「日本人の心のふるさと」と呼び親しまれてきた伊勢神宮を擁し、神宮御鎮座のまちとして栄えてきました。
伊勢市のいいトコ!!
伊勢市で憩い・楽しむ
朝熊山(あさまやま)
「お伊勢のかへりに朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参宮」と、伊勢音頭でうたわれたように、古くから伊勢神宮を参ったら神宮の鬼門を守る朝熊山を参るものとされています。伊勢平野を一望できる展望台や朝熊岳金剛證寺(あさまだけこんごうしょうじ)、天空のポストなどの人気スポットがあります。登山道には伊勢市の花「ジングウツツジ」も見られます。
おはらい町(まち)
伊勢神宮・内宮前に広がるおはらい町通り。およそ800メートルの通りには、伊勢特有の建築様式「切妻・妻入り」の町並みが続き、飲食店・商店が軒を連ねます。この通りの中ほどには、「おかげ横丁」があります。日々全国からたくさんの観光客の皆さんでにぎわいます。
伊勢市駅・宇治山田駅周辺
伊勢市駅から外宮を結ぶ約400メートルの「外宮参道」をはじめ、駅周辺には旅館や飲食店・商店が立ち並んでいます。外宮前広場では「楽市」などのイベントも実施しています。近年は夜も営業する飲食店が増え、にぎわいを増しています。
伊勢市の名所・文化
伊勢神宮
伊勢神宮の正式名称は「神宮」で、内宮(ないくう)・外宮(げくう)の両正宮を中心に、別宮・摂社・末社・所管社の合計125宮社の総称です。
二見浦
伊勢神宮を参拝する皆さんが身を清める場所として発展した地域です。松並木と砂浜が美しく、特に夕暮れ時の景色が旅行者の皆さんのみならず地元の皆さんにも人気です。レジャー施設、文化施設、寺社仏閣も多く、憩いをお楽しみいただける伊勢市屈指のエリアです。
河崎
江戸時代から、勢田川の水運を利用して問屋街として発展し、「伊勢の台所」と呼ばれた古い町並みが残ります。勢田川沿いには、情緒ある蔵が建ち並び、お買い物や飲食を楽しめます。
伊勢市の特産・名物
ハマグリ
伊勢神宮の一部を流れる清らかな五十鈴川と伊勢湾の海水が混ざり合う、ミネラルたっぷりの漁場で育ったハマグリは、身が大きく肉厚でぷりぷりです。
蓮台寺柿
市の天然記念物であり、美(うま)し国(くに)「みえの伝統果実」にも選定。旬の時期には、JA伊勢蓮台寺柿共同選果場や市内各スーパーマーケットなどで販売しています。
かおり野(の)
ややオレンジ色でとても香り高く、さわやかな甘みがケーキにもよく合います。三重県で育成開発された品種です。