福知山市特集
[京都府]
由良川流域の福知山盆地にひらける福知山市は、昭和12年4月に京都府で2番目の市として誕生しました。それ以後、数度の合併を繰り返し、市域を広めてきました。
平成18年1月1日に、福知山市・三和町・夜久野町・大江町の1市3町が合併し、現在の「福知山市」になりました。
京都市からは60キロメートル、大阪市からは70キロメートルの距離にあり、国道9号をはじめとする多くの国道や舞鶴若狭自動車道、JR山陰本線・福知山線および京都丹後鉄道宮福線などが通る北近畿の交通の要衝です。市では都市基盤の充実を図るとともに、恵まれた自然環境を生かしながら「新しい時代の福知山づくり」の実現をめざしています。
福知山市のいいトコ!!
福知山市で憩い・楽しむ
やくの玄武岩公園
京都府唯一の火山・宝山(田倉山)の火山活動により流出した溶岩が、冷えて固まる時にできた一辺40~50センチの柱状節理。この大自然の造形美を楽しめるよう散策路を整備しています。
所在地 | 夜久野町小倉8098-1 |
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電話番号 | 37-1103(夜久野支所) |
才ノ神の藤
大江町南有路にある「才ノ神の藤」は、幹周り180センチの株をはじめ大小6株からなる大きな藤で、京都府の天然記念物に指定されています。開花時の5月上旬には満開の藤の下で「藤祭り」が行われます。そのひとつとして例年4月下旬から5月下旬にかけて午後7時から9時半までの間ライトアップされます。
所在地 | 大江町南有路 |
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電話番号 | 56-1102(大江支所) |
福知山市動物園
ちびっこに人気のかわいい小動物がいっぱい。レッサーパンダ・カンガルー・シロテテナガザル・アライグマなど愉快な仲間が待っています!ヤギ・ウサギなどとのふれあい広場もあって、動物を身近に感じられるアットホームな動物園です。
所在地 | 字猪崎377-1 |
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電話番号 | 23-4497 |
福知山市の名所・文化
福知山城
天正7年(1579)、丹波を平定した明智光秀が築城したといわれる福知山城は、明治のはじめに取り壊され、石垣と銅門番所だけが残っていました。昭和61年(1986)、市民の瓦1枚運動などの熱意によって三層四階の天守閣が復元されました。内部は郷土資料館として公開し、城に関する資料や福知山地方の歴史・文化財を紹介。また、天守からの城下の眺めは抜群です。
所在地 | 字内記5(内紀一丁目) |
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電話番号 | 23-9564 |
大原神社
大原神社は、社伝によると852年の創建。安産の神様として古くから信仰され、多くの参拝客を集めており、社殿などは府指定有形文化財となっています。
所在地 | 三和町大原 |
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電話番号 | 58-4324 |
顕龍山興雲寺
福知山城主稲葉紀通(春日の局の甥)の菩提寺です。市内周辺をめぐる天田郡西国三十三カ所の第七番札所、また、京都・兵庫にまたがる丹波寿七福神霊場第六番札所(大黒天)となっています。
所在地 | 三和町中出16 |
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電話番号 | 58-2273 |
福知山市の特産・名物
丹波くり
平安時代から丹波の特産品となっていた丹波くりは、大粒で甘く、香りもよいのが特徴。栄養価も高く、和洋菓子には欠かせない食品です。
丹波大納言小豆
丹波大納言小豆は、京都などの和菓子店や料亭などで よく利用されているお墨付きの逸品。 ご家庭の料理などにも使用されてます。
丹波の漆かき
明治40年発行の「実用漆工術」という本に、日本全国の漆の産地30か所が記されていますが、その一番目に書かれているのが「丹波」です。漆で「丹波」といえば、現在の福知山市の西北部の地域のことを指してきました。現在も引き続いて残っているのは、ほんのわずかしかありません。夜久野地域に「丹波漆」の歴史と伝統を守り、受け継いでいる人たちがいることは、その存在自体が貴重であるといえます。