湯前町特集
[熊本県]
湯前町は熊本県の南部、人吉市より約24キロメートル・球磨盆地の東端に位置し、東は宮崎県児湯郡西米良村と九州山脈で接しています。西は多良木町大字久米、北は球磨川流域で遮り対岸は水上村に隣接しています。
湯前町のいいトコ!!
湯前町で憩い・楽しむ
ゆのまえ苺まつり
摘みたての苺の直売、苺の新作スイーツなどを販売。ステージイベントも盛りだくさん。
ゆのまえ温泉 湯楽里(ゆらり)
人吉球磨でも屈指のロケーションを誇る絶景温泉。奥球磨の山あいにあるのに、ここのお湯は塩分を含む潮湯です。宮崎の日南海岸と地下水脈でつながっているという言い伝えがあり、温泉のそばにある潮神社の小さな湧水池がその泉源といわれています。
所在地 | 湯前町1588-7 |
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湯前まんが美術館(那須良輔記念館)
町出身の政治風刺漫画家・故 那須良輔氏の作品が収蔵・常設展示されています。風刺の効いたマンガの数々は、今でも思わずニヤッとさせられるものばかりです。その他、同氏や同氏ゆかりの漫画家を中心とした企画展示、全国公募の風刺漫画コンクールも大好評です。
所在地 | 湯前町1834-1 |
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湯前町の名所・文化
湯前駅
第三セクターくまがわ鉄道の始発・終着駅。大正13年に建てられた木造の駅舎が、なんともレトロな風情を漂わせています。建設当時の写真には、人力車が写っている写真もあり駅周辺が賑わっていた事がうかがえます。
所在地 | 湯前町1822-4 |
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下町橋
都川にかかるこの橋は下城と古町を結ぶのでこの名があります。明治39年に竣工した町内に残る数少ない石造橋で、今でも、町の人々の生活には欠かせない橋のひとつ。周囲の自然環境と調和がとれていて、季節ごとに美しい姿を見せています。
古町橋
この橋は、昭和2年頃地元有志の寄付により完成しました。上流の下町橋とともに、町内に残る石橋として大変貴重です。戦前まで、球磨川を渡り猫寺に参詣するには、舟渡しを利用していました。
湯前町の特産・名物
湯前町の新鮮野菜
湯前町では野菜をはじめ、いちご・ぶどう・米など多くの農産物が生産されています。地元のおいしい水のおかげで、農産物はどれも新鮮でおいしく、町内のスーパーや物産館で購入することができます。値段も安くほとんどの物が100~200円程度で買うことができ、どれも人気商品です。町内にはいちごの無人販売所もあり、格安で買うことができます。
市房漬
市房漬は、地元で採れた野菜を味噌に漬け込んだお漬物です。昭和25年、農産物を加工販売し、少しでも収入をあげようと、地元の婦人会有志で立ち上がったのが始まりで、漬物だけでなく、味噌や柚子胡椒など様々な商品を製造しています。昔ながらの製法に、新しいアイディアを組み合わせ丹念に作られたお漬物は、お母さんたちの愛情がこもっています。
ほねかじり
湯前の郷土料理の代表といえば「ほねかじり」。豚(昔は猪?)の肉をとった後のガラをコトコトと煮込んで味付けした料理。長時間煮込まれた骨の周りについた肉は、ポロポロとほぐれるくらい柔らかく味もしみています。最近では、自宅で作ることも少なくなってきましたが、湯前のソウルフードとして、色々な行事ごとの際に振る舞われます。ゆのまえ温泉「湯楽里」では、さっぱりとした味付けにアレンジされたほねかじりが楽しめます。