宇城市特集
[熊本県]
宇城市は、平成17年1月15日、旧宇土郡三角町、不知火町、下益城郡松橋町、小川町、豊野町の5町が合併して誕生しました。
九州経済の大動脈である国道3号と、西は天草、東は宮崎県への結束点という地理的状況に恵まれ、北に有明海、南に八代海が接し、南向きの斜面からなる宇土半島部と九州山地へと連なる中山間部、さらにその間を熊本都市圏と八代圏域に接する平野部からなる変化にとんだ自然環境と都市機能を併せ持った地域です。
東西約31.2キロメートル、南北13.7キロメートルと東西に長い形状で、188.6平方キロメートルの面積を有し、地目別では農用地が約40パーセント、森林が約30パーセント、宅地約8パーセント、道路・河川・その他が約22パーセントとなっています。
宇城市のいいトコ!!
宇城市で憩い・楽しむ
柴尾山(しばおやま)展望台
宇城市不知火町にある柴尾山(標高約359メートル)。頂上には展望台があり、宇城市や不知火海、八代、天草方面まで眺望できます。
若宮(わかみや)海水浴場・若宮キャンプ場
戸馳島の東、不知火海に面して約300メートルの砂浜が広がっています。紺ぺきの海とヤシの木が、整備された若宮海水浴場に映え、隣接する若宮キャンプ場は、夏はキャンプ客でにぎわいます。
所在地 | 三角町戸馳1番地1 |
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電話番号 | 0964-53-1111 三角支所経済課 (7月~8月は管理棟 0964-52-4587) |
岡岳公園
一番の人気はローラースライダー。全長80メートル、高低差約20メートルの滑り台は、大迫力のスケール。ローンスキーやターザンロープ、ジャングルジムなど、各種遊具やアスレチック施設もたくさんあります。頂上にはグラウンドやテニスコートも備わっています。
所在地 | 松橋町松山3666-5 |
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宇城市の名所・文化
旧宇土郡役所
明治28年に三角簡易裁判所横に開庁。その後、明治35年に現在の場所へ移転し新築されました。モルタル塗りの外壁を石造り風に見せる技術などは、明治中期の洋風建築技術の秀逸さを示しています。現在は九州海技学院として使われています。
龍驤(りゅうじょう)館
大正7年に天応頌徳(てんおうしょうとく)記念館として宇土郡の公会堂、産物の陳列、教育勧業の振興のために建設されました。小泉八雲の紀行文「夏の日の夢」ゆかりの旅館・浦島屋の跡地です。平成16年に国登録有形文化財に登録され、平成27年の世界文化遺産登録に合わせ、展示施設として整備されています。
三宝寺(さんぽうじ)
鉄眼(てつげん)禅師ゆかりの寺。鉄眼は、江戸時代に7000巻にも及ぶ一切経(仏教のテキスト)を13年の歳月をかけて完成させました。一切経の版木のうち、三宝寺が所有している1枚は市の有形文化財で、大半紙4枚分の経文が明朝体で彫られています。残り6万枚は国指定文化財として、京都の宇治宝蔵院に保存されています。
所在地 | 小川町南部田 |
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宇城市の特産・名物
トマト
宇城地域は全国に誇るトマトの産地。老化を防いだり、がんを予防したりするリコピンも豊富。
洋ラン
三角町の戸馳(とばせ)地区で主に生産されています。
いちじく
三角町で栽培が盛んで生産量は県内一。不老長寿の果物と呼ばれるほど薬効と栄養価に優れ、その美容効果から女性を中心に注目を集めています。